お世話になります。
林でございます。
共同親権の法案が閣議決定されました。
日本は婚姻関係がある時は共同親権。
婚姻関係を解消すると単独親権。
という法律でした。
これからは、婚姻関係解消後も共同親権を認めることとなります。
実はこの件につきまして、市民からご相談を賜っていました。しかしながら、市が出来ることが極めて少ない案件ですので、一般質問や請願という形には持っていけていませんでした。
共同親権で1番問題視されるのは
DV関係にあった場合についてです。
DVを理由に離婚をし、子どもの親権を手に入れた母親が、共同親権を主張する父親に対応しなければいけない局面が生まれる可能性があるのです。
このDVというのも根が深い問題で、それぞれのケースごとにその性質も変わってきます。
肉体的な暴力なのか、精神的な暴力なのかでも変わってきます。
相手に殴られることで愛を感じる癖をお持ちの方もゼロではないわけで、何を持って、悪質なDVと認定するのかが難しいわけです。
もちろん、同時に子どもの意思も反映させなければいけません。
単独親権者が、子どもの意思を無視して、面会を拒絶する事例も多々あると聞きました。
とてもデリケートな案件であることはいうまでもありませんが、前向きな法改正であると思いたいわけでございます。
なので、あくまでも、選択肢として存在しなかった共同親権が法的に約束されるという前提があるなかで、別れた経緯や現状を慎重に調査したのちに、共同親権という選択肢もありますよ。
といった、運用が今後なされていくのではないでしょうか。
閣議決定から2年以内に施行されるので、施行までの間も引き続き様々なケースを想定した議論を深めていただきたいと感じます。
今後の動向も注視して参ります。
私の勤めている診療所。
市の所有物を賃貸しているわけですが、雨漏り箇所が半端じゃありません!
何度も修繕をお願いしているのですが、中々現実は厳しいです。
一緒に考えてはいけませんが。
普通、賃貸物件が雨漏りしたらすぐに直していただけますけどね。雨漏りによる、電子機器の故障などももちろん保証してくれるわけですが。
何年間、雨漏りを我慢すれば良いのでしょうか。
議員として持ち出すと利益誘導と捉えられてしまうのて、とても悩ましいです。
家賃をゼロにして
修繕も全て自分でやってください。
という公共施設も存在します。
無償貸付で、修繕を市が請け負う施設もございます。
それぞれケースは異なりますが、市のやるべきことはただ一つ。公平性の担保された公共施設運営です。
色々と考える事が多い日曜日です。
それではまた。