休職期間のうち、
1年6カ月は傷病手当金を受給していました。
休職中に給料はもちろん発生しないので、
生活費は傷病手当金+貯金から少々の拝借。
これでどうにか繋いでいました。
ルーティンとは、
この「傷病手当金を申請して受理するまでの流れ」のことです。
医師記入欄への記載を依頼
①わたしは月1回の通院時に、
傷病手当申請書の医師記入欄に記入をしてもらうよう、診察時に伝えていました。
ちなみに、書いてもらうのにもお金がかかります。
そのため、2~3か月分をまとめて1枚で書いてもらっている人もいるようです。
②数日後、病院から申請書ができた旨の報告が来るので、病院へ取りに行きます。(診察なし)
病院が近かったので、わたしは自転車や散歩がてら取りに行っていました。
郵送で送ってもらうことも可能のようでした。
(郵送代は自己負担)
自分で記入する
③傷病手当申請書は全部で4枚あります。
1枚目2枚目は自分での記入が必要なので、
必要事項を記入します。
1枚目は住所や振込先の銀行の情報など
決まっていることなのでよいのですが、
2枚目には症状の発症時期や病名、
会社での担当業務名を書く欄があり、
手が震えることもありました。
自分は今病気なんだ。
あの頃から調子を崩したんだっけな。
〇〇業務のときあの人にこんなこと言われたな。
△△の業務環境辛かったな。
××のときめちゃくちゃイライラしてしんどかったな。
色々蘇ってきてしまい、
最初のうちは
申請書の作成が苦痛でした。
…でも苦痛なんて言っていられない。
意を決して(?)書いてた時期が今は懐かしいです笑。
コンビニに行く
④記入済の3枚(自分が書いた2枚+主治医記入分1枚)をコンビニでコピーをとる。
(これ↑はわたしが手元に控えが欲しかったからで、マストではないです笑)
➄コピー後、そのコンビニでレターパックを購入する。
これは、記入済の3枚を会社に送付するためです。
会社の担当者が会社分を記入後、
4枚合わせて全国健康保険協会に送付してくれます。
最初の頃は、レターパックに会社の住所や担当者名を書くのもイヤでした笑
変に緊張して手が汗ばむので
毎回小学生みたいな字でした。
(元々キレイじゃないけどね♪)
ポストに投函
⑥わたしは道路挟んで家の前にポストがあるので
とても便利で助かっています。
投函時間にもよりますが、
だいたい1~2日後には会社に届いていました。
会社が休みの土日に配達されないよう、
なんとなく、木・金は投函しませんでした。
(土日にポストにレタパが半分出た状態のまま放置されたくなかったので。半分出た状態の郵便物が通る人に当たってなのか、下に落ちていたのを何度も見たことがあった)
会社での処理
⑦振込は全国健康保険協会に届いてから約1カ月後なので、会社の担当者が早く処理してくれれば
その分振込も早く行われます。
つまり、
会社での処理が遅いと振込もその分遅れます。
担当者が変わってから、
処理が遅くなったときがありました。
会社にいない人への仕事は後回しでいいやとか思ってるんじゃないか
どれだけ傷病手当を当てにしているかわかってるのか
どうせヒマなクセに忘れるとかありえない
…はい、やばい思考です
今はそう思うけど、
この時は本気だったからね。
語尾で誤魔化されているけどホントは
「思っているに違いない」
「わかってないに違いない」
と思ってた
怒りを抑えながら
もう少し早くしてもらえると助かります、的なことをメールで伝えました。
そしたらそれからは早めに処理してくれるようになりました。
振込完了通知が届く
⑧振込完了のハガキが届き、
実際振込も確認できたときには
かなりホッとしたことを覚えています。
そうこう生活しているうちにまた病院の日になり、申請書の準備をして…を
1年6カ月やっていました。
リワークに通い出してからは、
申請書に記入するときに
思い出して手が震えたり不快な気分になったりすることはなくなりました。
レタパの住所も上手に書けるようになりました笑
会社や所属している組合によっては
多少異なるかと思いますが、
流れはだいたいこんな感じではないでしょうか。
まとめ
①主治医に傷病手当申請書の医師記入欄の記入を依頼する
②自分で記入する部分を作成する
③レターパックで会社に3枚送付する
④振込完了すると(約1か月後)ハガキが届く
なーんも難しいことはないんだけどね。
当時はところどころに
ものすごーく負担になる作業がありました。
でも、生活費のためのルーティンとして
「今月も来たか…」という感じで
何とか気持ちを奮い立たせて処理していました。
ただ書くだけなのにね。
それだけ自分の中でストレスだったんだ、と
今になって気づきました。
適応障害のストレス、なめちゃいかんね。