「条件付きじゃないと自分の味方になってあげられない」
ということを前回のブログで書きました。
無条件で自分が自分の味方になるのはものすごく大切ですが、
「脳内ポリス」からも自分のことを守ってあげてほしいと思います。
「自分に厳しすぎるもう一人の自分」を
「脳内ポリス」と名付けました
自分の行動言動をいちいち監視して「それダメ！」と警告・抑圧してくる脳内警察官です。
自分に厳しくすることは時に必要ですが、
それが人生をつまらなくしている場合もあるなと思いました。
スーパーに買い物に行った時にふと思ったのですが。
（さわか）
新商品出たんだー！
へ～美味しそうだなぁ。
（脳内ポリスさわか）
ダメ！
買う予定以外のものを買ってはダメ！
無駄遣いしてはダメ！
（さわか）
あ、このチョコ安くなってる！
これも２０％引きになってる！
美味しそうだな～食べたいな～
安くなってるから買っちゃおうかな～
（脳内ポリスさわか）
ダメ！
お菓子やデザートは安くなっていたとしてもダメ！
太るし糖質を摂りすぎると体にも良くないから我慢！
（さわか）
冷凍食品とかアイスのコーナーにも行ってみようかな。
何か美味しそうなものがあるかもしれない♪
（脳内ポリスさわか）
ダメ！
色々見ると欲しくなるから
買うもの全部揃ったら
無駄に巡回せずにさっさとレジに行く！！
…こうして「脳内ポリスさわか」による厳重な監視で
買い物リストにあるものだけを買って帰る日々…
確かに「脳内ポリス」に従っていれば無駄遣いはないかもしれないですが
めちゃめちゃつまんない。
買い物が苦痛、
全然楽しくない。
なんかいつも「あーあ。」って感じなのはこれか、と思いました
ポリスをはねのけて禁止されたことをやってみても、
嬉しい、楽しい気持ちよりも
罪悪感が押し寄せました…
脳内ポリスさわかがさわかを制圧している状態。
つまり、
感情を無視して思考を優先させている状態
これこそダメ！
そしてキケンです！！
感情より思考を優先させている話↓↓↓
まずはいったん受け止めましょう
新商品出たんだー！
へ～美味しそうだなぁ
うん、美味しそうだよね
と自分の中の小さな自分の素直な感想を肯定してあげる
それでも
ダメ！
買う予定以外のものを買ってはダメ！
無駄遣いしてはダメ！
とポリスも負けじと迫ってくると思いますが
小さな自分の気持ちを優先させて
欲しい？食べたい？
などと聞いてみます。
この時ポリスが忠告してくるお金のことはいったん無視します。
すると不思議なことに、
欲しいかどうか、食べたいかどうかを
ポリスに惑わされることなく、決めることができるようになります。
欲しい！食べたい！
となったらもちろん買いますが、
次回でもいいかな、とか
よくよく考えたら量が多すぎるな…とか
これ買うんだったら別の商品の方がいいな、とか
ポリスに我慢を強いられなくても
買わない選択もするっとできます。
そうするとものすごく納得感というか、
自分で決断した感が持てるんです。
ポリスも自分自身のはずなのに。
ちなみに、
ポリスを無視していると
そのうちポリスは落ち着き、
もう要らぬ忠告はしてこなくなります（勝利）
自分が自分を抑圧しすぎて
謎のルールで禁止事項がたくさんある毎日だと
そのルールを守ることにエネルギーを費やし過ぎて
人生を楽しむことが後回しになってしまっているかもしれません。
優等生とか完璧主義者とかしっかり者とか、
そう呼ばれたことがあるような方は
自分が思うよりもっともーっと、
自分を緩めても大丈夫だと思います。
（完全に自分に言ってる）
ちょっとだらけてダメな自分かも、って過ごし方をしている時の方が
自分ルールを守って清く正しく生活している時に比べて
楽しい。
いわゆる「ちゃんと」「しっかり」生きてきたと思う人にとっては
緩めることって結構怖かったりするんだよね。
どんな時も自分の味方になって
ポリスに支配されることなく自分を守って
「楽しい」を増やしましょう
ではまたね