私の手がしてきたこと【歯科技工士編①】 | Rin.ka.ka costume jewelry

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自由で繊細
そして居心地のよい場所を知っている

猫と仲間たちのコスチュームジュエリー

静かに深い猫の呼吸で仕立てています

居心地のよいあなたで居られる
 コスチュームジュエリーをお届けします。

『私の手がしてきたこと 歯科技工士編①』 


Rin.ka.kaのコスチュームジュエリーを

作っている私の手。


この手がしてきたことを

お話したいと思います。


小さな頃は

ずっと絵を描いている子供でした。


高校生まで

ずっと絵を描いてきて

漫画家を目指していました。


結局漫画家にはなれず

美大に入りたかったけれど

美大受験は挑戦すらできなくて


とりあえず合格した短大に入り

就職活動の時に

やりたい事がなくて困りました。


当時は(今から30年近く前です)

就職氷河期と言われた時代。

何か国家資格を取りたいなと考えました。


本屋さんで国家資格の本をめくっていたら

必修科目に『美術』がある資格が。


美術の授業があるなら楽しそう、

と選んだのが

歯科技工士でした。


結局、美術の授業は

近くの北の丸公園に写生に行く

くらいのものでした。


しかし、歯科技工士は

ものづくりの職人。


石膏やワックスで

歯の精密な模型を彫ったり

ワイヤーを歯に沿わせて曲げたり

金属を鋳造して研磨したり

レジンを重合して研磨したり


初めて3次元で手を動かす感覚が

とても新鮮でした。


楽しい仲間にも恵まれ

みんなで国家試験に向けて勉強し

実技もたくさん練習しました。


無事に資格を取得した後

私はそのまま学校に残り

さらにマニアックな鋳造技術を学ぶ

専攻科に進みました。


学生とはいえ、半分社会人のような身分。

学校が終わると歯科技工士として

アルバイトを始めました。


アルバイト先は

銀座にある歯科技工所。

その世界ではとても有名な技工所でした。


そこは厳しい職人の世界。

正社員の人たちは

独立して自分の技工所を持つために

必死に修行をしているような現場でした。


私はアルバイトの身でしたが

現場の緊張感に圧倒されて

社会とはこんなに厳しいんだなと

痛感することばかりでした。


そこに

トップのベテランの技工士の方が

いらっしゃいました。


女性でしたが、厳しさもトップクラスで

隣に座るのも怖いくらいでした。


1年間の短い間でしたが

色んな事を教えてもらって


私が卒業する時に


「あなたの手は仕事をする手だね」


と言ってくださいました。


1度もほめられませんでしたが

その言葉はお褒めの言葉として

嬉しく受け取りました。


これでまだまだ半分。


もうそろそろ50歳が近いので

色々あってすみません(笑)


続きは②で〜




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6月9日㈰23時まで⁡ ⁡
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