人間にとって歩くという行為は当たり前のものです。
普通の人なら自分の歩き方に特別な注意を払うことは少ないでしょう。
歩き方は重要なのです。
極端にいうならば、歩き方一つでその人が成功するかどうかがわかってしまうほどであります。
人の歩き方はいくつかのパターンに分けることができます。それを書いておきます。
・ぴょんぴょんと体が跳ねるような動きの方。こういった歩き方をする人は、なにをしても失敗が多いでしょう。決断力に欠けているため、いざというときに気が迷い運を逃します。決断力がなく何にでも迷う人で運のよい人はいないといえます。また、持っている才能があっても発揮できません。生涯お金に恵まれた生活は送れないでしょう。たとえ親から財産を引き継いでも、自分の代で失ってしまう歩き方です。
・体を左右に曲げ、腰に力が入ってない歩き方です。ヘビが地面を這うような感じです。こんな歩き方をする人は、油断のできない人です。善人そうに見えても、人を陥れたりするずるいところがあります。当然、運から見放される歩き方です。成功者になることはないと思います。一時的に成功しても長くは続かないでしょう。
・さっさと素早く動いたかと思うと、ふと歩みをゆるめ、または立ち止まり、あたりを警戒するように見回す人。こういった歩き方をする人は、猜疑心が強くひねくれている人が多いのが特徴です。
・人の流れに合わせず、自分だけ素早く歩く人は、素早く動きながらも前後左右に気を配り、自分の損になることはないか、誰か自分を陥れようとしていないかに注意しています。しかし、このような人こそ、他人を陥れたり、盗みなどの悪行に手を染めやすいといえます。
・アヒルが歩くように、大きなお尻を振りながら、左右にぺたぺたと足をつきながら歩く人。このような不安定な歩き方をする人は、孤独でいやしい人物が多いといえます。これらが、良くない歩き方の特徴であります。
理想ばかりを追いかけて、現実に目を向けない人のことを、地に足がついていない人と表現しますが、これは言い得て妙で、歩き方でも同じことが言えます。
地面にしっかり足がつかないような歩き方をする人は、考えや行動もしっかりしていないといえるでしょう。
では、運気のよい人、成功する人の歩き方ですが、特徴として、かかとに力が入っています。
かかとに力が入ると、体のバランスが良くなるため、腰が決まり、前かがみになることも、後ろに反りかえることもありません。
こうした歩き方を心がけていると、しだいに体のなかに気が充実してくるので、運を招き寄せるようになるわけであります。