La Mère 母  Le Fils 息子 | ~えくれあ~キミらしく描けばいい

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La Mère 母

20240417

東京芸術劇場シアターイースト


Le Fils 息子   

20240417

東京芸術劇場シアターウエスト






うすーい感想が

ダラダラ


ネタバレってほどではないけど

知りたくない方は読まないでくださいね



 







岡本圭人 個人として

活動を始めた

最初のとき


観たいけど まだ自分の気持ちが

複雑で

申込みができなかった

Le Fils 息子   


今回は 観たい

しかも3部作の 2作を一緒にやるなら

ぜひ 両方 観たい





申込みのとき

伊野尾さんの舞台と丸かぶりで

しかもまだ

伊野尾さんの当落前だった気がする…


どうしよう… と


公演予定を 見比べて


伊野尾さんの舞台がお休みで

1日で 2作の公演を観られる日


というフィルター通したら

4/10

4/17

しか選択肢がない


迷いに迷って

娘とはお互い1連で申込み


結果 

娘は4/10に 2作

私は4/17に 2作

呼んでいただけました

ありがとう圭人さん✨✨



あとからの答え合わせで

東京ドーム申し込めなくて

がっかりしていた娘…

ついうっかり当日も『誰か来ているかなぁ❤』

といつも通りほのかに期待して

『は! 来てたらだめじゃん!!』

と思ったらしい 笑

本当に 来てたらだめ 

東京ドーム集合してないと だめな日 笑








私は なぜか3月終わりごろから

かなり 睡眠リズム崩れまくり

体力落ちてたけど 


なんとか 少し浮上 のころに

この舞台

よかった この日で❤




幕間なし

ということは娘から聞いてたけど


もうこれ

2つの作品の間が

大きな幕間みたいなものなのかな


とかぼんやり思いながら


まずは 【母】から 観劇








今回 

【母】4列目

【息子】2列目と

抜群に 前方席来たので

迷って 双眼鏡置いてきたけど 


後悔


始まる前にセット 

飾ってある写真とか


双眼鏡で

よく見たかった…






始まりから 混乱

理解力追いつかない

色々な世界線のアンヌを

次々紹介されているみたいな


娘が買ったパンフレットも借りず

始まる前に自分で買った

パンフレットも読まず


本当に事前準備なしの観劇




すわりの悪い 繰り返しって

不安感が増す



母としての お話は

深いお話ほど

自分の負の感情が 出やすいから


正直 観ることが怖かったんだけど


でも 不思議なほど

このお話には

母としての自分自身は 

引っ張られなかった



個 や 独り に対して

マイナスな感情が

沸かないという 

自分の性質のせいかな


子が 小さい頃は

毎日 母としての役割が負担だった

気が重いし 疲れるし

イライラするし


今は 子が 大きくなってくれて

本当に 心から

気が楽




もちろん

想像力は 働かせてみた


空の巣症候群 的な

状況に 今の私より

深刻に ならざるを得ない女性のお話 

だとしても

心から 不思議なのが


サラ は どこ?


子に対して

息子と娘で 

何がそんなに違うんだろう??


もー本当は

娘も加えて 

4部作になってる! とかなら

すごく腑に落ちるのに



多分 不気味に思ったり

不思議に思ったり

ザラザラするような

居心地が悪い感情は

それはそのままで

観劇してていいのかなと思って


この家族を 追う


なにか ここでは見えない

なにかの折には 妙に 

時候の挨拶をしてるような表面的な感じ

父と息子の 

感情は どこ??


ここではない作品に

込められてるのかな


ニコラの 感情の緩急は

どれが本物で

どれが母のフィルター越しの歪みがあるのか


ジャケットと赤いドレス

人形のようになった ニコル


答え合わせが知りたい








モヤモヤと不安感を抱えながら

しっかりご飯を食べて

餃子食べちゃった❤

ケーキセットも食べちゃった❤

 





息子






また最下手

私 今まで 舞台で何回 

1番はじから みたのかな…


でも近いから本当に見やすい

表情の細かな変化も 

すべて肉眼でいける

ブラボーな席




最初 始まる前は

舞台セットが 何もなくて

お話のスタートと同時に
セットが流れてくる

さっき見た 母に比べて
血が通った
登場人物みんなの感情が
よく伝わる



こちらのアンヌに 
気持ちを引っ張られまくり

そしてニコラを見ることが
苦しいくらい

ニコラの
優しい嘘が
溢れる言葉が 
刺さる

呑み込んでいる言葉
吐き出せない感情が 
刺さる

しぐさが 
目が 
刺さる

彼の混乱と
手に余る どうしようもない
消せない想い

子自身は
どうすればよかったのかな


そして 親はどうすればよかったのかな

なにが正解なのか
誰か答えてほしい

親として あとから
あのときの あの対応は 間違いだったと
思うことが
言われることが
苦しい
出口がない 苦しさ




生きることを諦めてしまう
苦しさは
本人の身体が
なくなってしまっても

他の人の心に のしかかって 巡る




苦しい舞台でした



カテコ
客席のみんな
ひとりひとりに
目を合わせようとしてるのかな?
と思ったのが

圭人さんと
浜田さん

うんうん って
頷いてくれていた






両方の観劇が終わってから
パンフレットを読んで


健一さんの言葉
あと浜田さんの言葉が響いた


家族の問題は
家族で解決できる するべき
という 訳わかんない固定観念
消えて

もっと 他者からの視点が
物事を好転させる
きっかけになってほしい


苦しい辛い作品
というだけではない

伝えてくれていることで
現実世界と 心の
悲しい乖離が
ひとつでも なくなってほしい


そう 圭人さんも思ってくれてるって
思いたい




結論
前回初演のときは
このお話は
私には
受け止めきれなかったと思うから


今回で 正解




私も観たあとなので
少し 娘とも 
感想が話せた

観るだけでいっぱい
パンフレットはまだ
目を通していなかった
という娘に

健一さんと
浜田さんの 
パンフレットの言葉を読んでもらいたくて
無理やり読ませる 笑


この作品から
少しでも理解が広まって

アンヌやニコラ
のような つらさが
耐えやすい 環境になるといいな


パンフ買ってよかった❤



こちらは試せず残念…