冬のポーランド | was in POLAND

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-ポーランド留学のぶろぐ-

ポーランドの秋は黄金の秋と呼ばれ、一年で一番美しいという人も多いのですが、そんな秋を過ぎると長い長い冬に突入します。


うっすらと雪の積もった旧市街


ヴィスワ川も凍っています

例年は10月末または11月ごろから雪が降るらしいのですが、今年はおばあちゃんも「こんな暖かい冬が前に来たのはいつだったかなぁ」と言うほどの暖冬。
初雪が降ったのは12月で、クリスマス前にようやく降ったものの、ホワイトクリスマスにはなりませんでした。残念。
その後も暖かい日が続き、1月末に(たぶん)例年通りの寒さが到来。氷点下20℃を初めて体験しましたが、鼻が凍るし、吐いた息の水蒸気が髪の毛やマフラーにかかってそれが凍るし、ほんとうに驚くことばかり!
バスもバスごと凍っていて、なんだか白かった・・・・曇り窓ではなく、凍った窓でした。


窓も凍るナイトバス



ポーランドの雪はというと、ほんとうにサラサラ!
雪合戦も難しいくらい固まらないサラサラ雪で、雪の結晶がはっきりと見えます♪


冬のショパン像(ワジェンキ公園)


凍った湖の上を歩く鳥たち


サスキ公園



そしてさすが寒い国ポーランド、雪の整備はしっかりとされていて、街中に雪が降ったあとに撒く砂の入った箱が置いてあります。この箱が置かれたとき、最初はゴミ箱かと思いましたが、雪が降った後に雪かきと同時にこの砂を歩道に撒いている方がいます。
道路にはトラックで撒いていました。
また、自分の家の前や敷地内は自分で雪かきをしないと、それでけがをさせた場合罰金を支払わなければならないそうです。日本にはない決まりがあって面白いですよね。

バスについても、普段は特急のようにいくつかのバス停をとばすバスも全部のバス停に泊まったり、主要な停留所には温まるためのストーブを炊いてあったりします。
とはいえ、やはり―10℃以下になると体が動かなくなるので、あまり外出はお勧めしません・・・ちなみに私は―10℃の中でスケートをしたら案の定風邪をひきました。笑


Nowy świat 旧市街までの道


しかし、ポーランドはよく晴れるので予想以上に素敵な冬だったなぁと思います♪やはり太陽の光は大切ですね。
最近はだいぶ日が伸びて、朝7時には明るくなり、夕方も5時過ぎまで明るいです。

これからはどんどん暖かくなって日も伸びるので、また緑のポーランドを見られるのが楽しみです!
春よ来い♪

risa