クレジットカード、気を付けよう | was in POLAND

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-ポーランド留学のぶろぐ-

つい最近、こちらに留学に来ている友人がクレジットカードの偽造により被害を受けました。
ヨーロッパだとカード支払が便利なのでよく使ってしまうクレジットですが、同じような被害を後輩や留学生、旅行者のみなさんが受けないようにということで情報を提供してくれたので、こちらに書かせていただこうと思います。

■被害内容
「友人名義のクレジットカードを使用して18万円、7万円と立て続けにフランスで引き下ろされているので所在確認」とクレジットカード会社から日本の自宅に連絡が入る。しかし友人はポーランドの自宅におり、国外ではカードを使用していなかった。カードの紛失もしたことがなく現在も手元にあることから、データだけを機械で読み取るスキミング、もしくはカード番号を暗記され、不正利用されたのだと推測している。
幸い、被害額分はカード会社が負担なので友人自信に被害はなかったが、カード偽造によってされた買い物は総額70万円であった。
 ■思い当たること
スーパーマーケットで提示するといつもまじまじとカードを見られていた。外国人のカードや私の名前、日本語が珍しいのかと気にも留めていなかったが、番号や名前、裏の数字を暗記すれば誰でも簡単にインターネット等で不正利用ができるとのこと。

■防止策
①カードの裏の署名欄にある下3桁の番号をテープなどで隠す
②必ず目の前で清算してもらう
③限度額を低く設定しておく(特にポーランドは物価が安いため)
④レシートを捨てる時はシュレッダーに通す
⑤カードを使った日を記録し請求書と合わせて確認する(友人は家計簿をつけていて、それが役に立ったそう。レシートが一番便利)
⑥磁器防止のパスケースに入れてカードを持ち歩く(スイカやパスモがタッチで情報を送ったり読み取ったりできるように、クレジッカードトもバスや電車で情報をスキャンされてしまうことがある)

■被害にあったときに必要なもの
①犯人が買ったものと自分が買ったものを証明するもの(レシート、家計簿など使用日と買ったものが分かるもの)
②クレジットカードの表、裏の控え、パスポートの写真部、出入国部分(日本出国前にスキャナーなどで保存しておくとよい)



カードの使用するにしても、不正利用時に備えてコピーをとるにしても、ともに重要な情報の管理になるので、クレジットカードを持つ時点で細心の注意を払わなければなりません。クレジットカードは便利な反面、そういったリスクを背負っていることを今一度認識しなければと思いました。

国内外にかかわらず注意しなければならないことではありますが、海外で利用する場合はさらに注意を払って使わなければと実感しました。

今後みなさまがクレジットカード持つ際、また使う際に参考になれば幸いです。



risa