潜在的アルマジロの日々 -35ページ目
空回りが
カラカラ音をたてながら
ますます空回り。
「少し、考えます。」
少しの、少しは
あと何秒ですか?
考えますの、考えますは
何を考えるのですか?
枠の中がいっぱいです。
枠の中が空っぽの、いっぱいです。
お腹
が痛みます。
ドアの向こう側に向かって放った矢は
見事なまでに放った場所に戻ってきて
見事なまでに放った枠の中心を貫いた。
「そして連絡します」
そしての、そしては
どこに繋がっているんだろう。
それは1秒後にやってくるかもしれなくて
それは永遠にやってこないかもしれない。
待つことは苦手じゃないけど
もぅ十分に待ってきたから
もぅ十二分に飽きてしまったのに。
勢いはいつも空回り。
空中斬り
。
耳の中が熱い。
耳の中が痛い。
熱すぎて、痛すぎ て
気分が悪すぎる。
気分が悪すぎて
テンションが気持ちが悪いほど
高まってきててさ。
勢いに任せて。
打ちまくる。
撃ちまくる。
討ちまくる。
大丈夫、今の勢いなら。
Enter
。
空気を入れ替える。
本を読め。
音楽を鳴らせ。
昼寝をしろ。
空っぽになるんだ。
それでも明日は
ドアの向こう側まで。
すぐに枠は詰まってしまう。
真っ黒で真っ暗なグレーの渦で。
尖れ
。
あれほど枠の隅々まで埋め尽くしていた
どうしようもないグレーの塊。
空っぽに。
蒸発したか?
疲労は嫌だけど、悪くない。
ドアの向こう側は嫌だけど、たまには悪くない。
空っぽになるほど
グレーの塊を破壊してくれるからね。
ブッチ
。
手を開く。
同じところで
同じことを
同じように考えては
同じように凹んで
同じようにキレて
同じように放棄する。
放棄したはずなのに
もったいなくて
ついつい拾ってしまってさ。
同じところで
同じことを
同じように繰り返す。
1mmの狂いもなく。
誤差
なし。
気にしてるかな。
気になってき たかな。
とか自分で想っているほど
向こう側ではそぅ想ってはないんだろうね。
それでももしかしたら
気にしてるかな。
気になってきたかな。
自分で想っているように
向こう側でもチョットは想っているかもしれない。
どちらも、憶測。
すべては、憶測。
それでも確かめることが出来ない。
嘘じゃないことが分かってしまったら
今以上にシンドくなるって知っているから。
奥底
の憶測。
自分がされて嫌なことを
自分じゃない誰かにしたら
自分じゃない誰かだって嫌だって事。
分かってる。
だから さ。
自分がされて嫌なことを
自分じゃない誰かにしてしまって
自分じゃない誰かだって嫌な気分に
させてしまっている。
文字列の無視。
文字列を無視。
このままじゃ、自分本体を嫌になるだけ。
Re:
午前3時、小さな箱が叫び出す。
午前3時、小さな箱が発光する。
午前3時、小さな箱が写し出す。
眠の国との境をウロウロしていたら
突然、こちらに連れ戻される。
懸命に眼を開いて文字を確認する。
純粋な文字列の意図を理解できなかったのは
ただ自分が覚醒していなかったからなのか
ただ自分がグレー過ぎているからなのか。
覚醒した後でも、理解不能。
濁
。
沁みこまない。
放たれた瞬間は
微かにジンワリとくるけど
表面だけをポロポロと転がって
1mmも沁みこまない。
空っぽで、カラカラな枠なのにさ。
空っぽで、カラカラすぎて沁みこまない。
弾く。
防御。
だからひとり
。

