(その747) 耳栓をしてから 眠りにつく準備をする。 周りの音が ゼロにな るわけじゃない。 微かに外を走る 車の音が聞こえてくる。 それよりね、 なによりね。 水に潜ったときのように 耳の中が占領されてね。 自分の呼吸の音が 自分の胸打つ音が はっきりと聞こえて。 積み重ねを 積み重ねていく。 そういうこと。 深 。
(その744) 多分その日は。 どうしようを100万回繰り返しながら 残りの日にちを逆算しようとも 多分その日はやって来ない。 長い時間をかけて 少しずつ少しずつ隙間を空けて 少しずつ少しずつ歯車をずらしてきたから。 それは答え? それが答え? きっとその日はやって来ない。 きっと 。
(その743) どうしようを100万回繰り返しながら 残りの日にちを逆算している。 あれほど伝えたいことがあったのに ちっとも想い出すことが出来ないなんて。 その日が来ても何にも伝えられないよ。 本当にその日を待っているのか? それでも日にちを逆算している。 返信すらしていないのに。 どうしよう 。
(その742) ドアの向こう側は、広い。 とてつもなく、広い。 堕人の妄想力や想像力を 簡単に超えていく。 それでもイメージを。 出来ることは 限りなくないことを 知ってしまうだけだけど。 それでもイメージを。 送受信 。