ウサギ、一過。




 確かにウサギは吹き飛ばしてくれた。

 確かにウサギは木っ端微塵にしてくれた。


 薄っぺらでちっぽっけな、期待を。

 薄っぺらでちっぽっけな、想いを。




 だから行くだけ。

 ウサギの後を追って。





 





 





 今日は、2日。

 明日は、3日。




 テストが終わるんだね。

 お疲れ様でした。


 その時、何を想うんだい?

 その時、どんな文字を送るんだい?

 その時、何て返事をするんだい?




 暗闇に自由を奪われないうちに。







 明日





 





 通常、ほぼ100%の一方通行。

 それに慣れてしまっているから

 ヒョイと油断をして開く、受信ボックス。


 

 3日まで待つ必要はなくなったけど

 それに対する文字を考えていなくてね。

 適切な文字を選べるか、不安だ。


 考えるの、面倒だ。




 待っていたはずなのに。




 ウサギに巻き込まれて

 木っ端微塵になってしまえ。

 こんなつまらぬ事柄は。


 考えるの、嫌だ。





 ますます馬鹿 になるだけだ。





  





 31日。




 7月が終わる。

 8月が始まる。



 あと3日。




 待つことしか出来ないけど

 待つことしか出来ないことが

 すべてどうでも良いと想えてくる。





 何だよ、何なんだ。




 もぅ




 





 全力投球。




 意外と、上手くいった。

 わりと、上手くいった。

 結構、上手くいった。

 想った以上に、上手くいった。


 

 上手くいった




 クーラーもつけない、扇風機もない

 弱サウナの低家賃住宅部屋で

 この集中力は評価してくれ。


 

 うん、よくやった。




 





 不確かで不確実なものが

 時間が、日にちが迫るにつれて

 徐々に不が薄れていって。


 不が消えそうになる。





 逢えないのでしょう。

 逢えないのでしょうね。


 

 まだ確かで確実には消えていない

 不をかかえて。


 消さないように。




 逢えるのでしょうか。





 それが答え でしょうか。





 





 今までに見たことのない

 スイッチを触って

 今までに見たことのない

 テンションで過ごす。


 それは確実に

 ドアの向こう側限定。

 それは確実に

 ドアのこちら側を充実させるため。




 それは確実に、正負の法則。




 乗り切れるように。

 逃げ切れるように。



 ダッシュ




 





 ひとつでいいのに。

 ひとつでいいから。

 

 自分のイメージしたところのものに

 近づけるものがあれば

 それだけでも違うんだろうね。




 そもそも自分は

 何かイメージしているんだろうか?

 イメージしたところのものがあるんだろうか?


 もしイメージしていたとして

 もしイメージしたところのものがあったとして

 それを良しとして良いものなのだろうか?




 そもそもそも

 イメージってなんだい?




 ビジョン





 





 右を選んでも、良くなくて

 左を選んでも、良くなかった。


 それならば。


 上を選んでも、良くなくて

 下を選んでも、良くなかった。




 ただ立ち止まってしまって

 ますます良くなかった。





 眼を閉じても良いですか?

 耳を塞いでも良いですか?


 口は最初から開いてないから

 まったく問題なし。




 

 真っ直ぐ





 





 返信がないのは

 元気な証拠。

 返信がないのは

 頑張っている証拠。

 返信がないのは

 夢中になっている証拠。

 

 返信がないのは。




 短いようで長く感じる。 

 8月3日まで、あと9日。


 3日は訪れるのか!?