TPPの参加の是非で盛り上がっていますが、
対策のバラ撒きをするなら、TPP参加は害悪にしかなりません。

  ・TPPは、輸出への影響は少ない。
  ・TPPは、早くても2年以上先にしか決まらない。
  ・対策で巨額のバラ撒きをするなら、マイナスの効果しかない。


1.まずTPPに入らないと、工場が海外に移転すると言う人が、
非常に多く居ますが、間違いです。

今でも、メキシコに工場を置けば、アメリカへの関税は無く、
東南アジアに工場を置けば、東南アジア一帯は非関税です。

でも、工場は移転していません。

日本のGDPに占める輸出の割合は減りませんし、
異常に高い内製率(国内用の物を国内で生産する比率)も、同様です。


また、TPPが、GDPに与える影響はわずかです。

日本で、輸出がGDPに占めるのは15%以下。アメリカ向けでは5%以下。
更に関税の影響は・・・と考えていくと、せいぜい0.2%程度です。

それも、統計上、効果は最初の一年限りの0.2%です。

TPPに参加した方が良いのは確かですが、その効果は、毎年の景気変動
よりも少ない、誤差の範囲程度しかないのです。つまり、

        TPPは、日本の景気に影響しない。

という事です。ということは、


3.TPP対策のばら撒きをすると、マイナスの効果しか残りません。

景気にプラスの効果がわずかで、税収も全く増えないと予想されるのに、
その対策で、巨額の無駄遣いをするのは、正に最悪の展開です。

農業は、過去の果物等の関税引下げを見ても、影響が無いのは明白ですが、
既に、空前絶後に巨額なバラ撒き(個別補償)が行われています。

それなのに、更に巨額のバラ撒きが行われようとしています。
早くも、

   4次補正で、農業向けにバラ撒くと、野田氏は叫んでいます。

   TPP参加は、その対策を名目に、無駄なバラマキをしたいだけ。

としか考えられません。

国中が、全力疾走で、財政破綻に向かって邁進していますが、正気でしょうか。