きっと考えないための防御が涙
向き合ってじっくり考えることを拒否している
じゃなきゃこんなに鬱陶しく流れるはずはない
何かが振りかかると深い恐れを感じる
それに対して見つけた防御なのだろうか
だとしたらいつからそうなったのだろう
人に本当の気持ちを話すときの止まらない震え
手に汗掻く緊張感は何を意味するのだろうか
恥部を曝け出すからなのか
自信の無さなのか焦燥感なのか
突発的に出てくる言葉に嘘は無い
けれど見えていないことがあったことに気づく
感じないようにすることができる
感じないようにしていると
本当に感じなくなることを知っている
苦痛は意識しないところにある
苦痛を感じているうちは
本当は大丈夫なことを知っている
そしてそれは思わぬときに形を変えて現れる
今までのどんな場所にも居場所がない
纏わりつく罪悪感はどこからやってくるのだろうか
考えていかなければならないのだろうか
少しわかったつもりになるとすぐに振り出しに戻る
やはりまだ何ひとつわからないのだ