空は教えてくれる

大切な人々の願い


またひとつ

樹はうたってくれる

暗く幼い記憶の調


またひとつ

大地は祈ってくれる

幸せな旅の物語


耐えることをほおり投げ

いつしか途絶えた光たち


曇った幻のような過去たちへ

私はそうやって眠ってきた


知らない土地の空の下

別離の郷里は遥か遠くの空の下


空のように

樹のように

大地のように


生きている人を待っていた

凍えるかたまりを包む


大きくて深い色をした布


やさしい歌の下で


横たわっていられたら


きっといつまでも