今日は13:00-16:00 YOGAJAYAで

来日中のエミール・ウェンデル氏による

「ハタヨガの歴史を旅する」というWSに参加しました。

(もちろん、SATOKO先生の同時通訳付き)

インドで今練習されているヨガのほとんどが

ハタヨガに分離されるものだそうですが、

紀元前500年前にYOGAが既にあったこと。

YOGAのTANTRA期と呼ばれる時代は宗教のようなもので、

どちらかというと正統派に逆らうような練習であったこと。

(私は話を聞いていて思い出したのは、
オウム真理教が“ヨガ“を利用して行ったことと印象が重なりました)

16世紀に HATA YOGA PRATIPIKA(ハタヨガプラティピカ)という文献が

ハタヨガの原点になる経典であること。

(鍼灸における黄帝内経みたいなものかな)

HATA YOGAの

HA は 太陽 

TA は 月

という意味であり、

HA は 吸う息、凝縮

TA は 吐く息、拡大

という意味もあること。

東洋医学の「陰と陽」と同じですねニコニコ

ハタヨガは、肉体とプラーナ体に働きかけるものであること。

現代のヨガは、

スェーデンやデンマークから来たエアロビクスや、

世界中にあるYMCAがインドにもあり、そこで他の・・・

エアロビ、体操、ボディビル、軍隊トレーニングなどと

ヨガが融合して、今のような

一般の人々が練習するような形になっていった。

(洗礼を受けないと習えないような時代があった)

今まで、あまり考えたことがなかった話を聞くことが出来、

興味深かったですにこにこ

写真はヨガの300種類ぐらい?のポーズが書いてあるポスター矢印

超人しか出来ないようなポーズがいっぱい書いてあります。

最後に質問出来たので、

話には全く出てこなかった“食事”について質問させていただきました。

「ヨガの指導者は、菜食主義者が多いように思う、

でも、今日の話では、

タントラ期にお肉、お魚、お酒なども食べる時期があったようだけれど、

ヨガを行う場合の食べ物について少し教えてほしい」と。

食べ物については、

そのハタヨガプラティピカという経典に書いてあり、

・菜食(肉、魚、卵は食べない)

・加熱されたものを食べる(生野菜は食べない)

・お腹の3分の1は固形物、3分の1は液体、3分の1はからっぽに
(日本でいう腹八分目に近そうです)

もちろん、いろいろ細かくあるそうですが、

その他に、

大蒜、玉ねぎ、香辛料はNGだそうです。

黄帝内経にも食事について書いてありますが、

やはり万国共通で

「食事は質素で、満腹はNG」なのだと思いましたしあわせ

講師のエミール氏も素敵でしたが、

いつものSATOKO先生の同時通訳もさすがでしたラブラブ!


今日も読んで下さりありがとうございましたおじぎ