今日の午後は、
障害者スポーツ指導員(初級)の講座プログラムで、
任意の講座受けてきました
「障害を持つ方のスポーツ広場の現状と将来像について」
ということで、目黒区が行っている
碑文谷体育館一般公開事業に参加して来ました
心身に障がいを持つ方がいつでも気軽に参加し、
スポーツを楽しく参加出来るよう接遇(対応方法)や
介助に関する研修を実施し、
日常的なスポーツ活動を促進していくことを目的としている。
という事業目的だそうです
「スポーツ広場やってますよ~来てください」とPRしても、
金曜日13:00-16:00という設定された時間では、
学校、勤務されている方は来れないし、
障がいのある方が自分で体育館まで来るのが難しい、ということもあるのか、
全然、人が集まらないので、
施設に積極的に働きかけた結果、
今は3つの団体の利用があるそうです。
広い体育館内に、
卓球、ストラックアウト、風船バレーのネット、
ストレッチマットとバランスボールが置かれ、
自由に好きなものを選んでやるというシステムです。
全部で3団体の方は30人ぐらいだったでしょうか。
指導は体育指導委員OBの方が6人、体育館職員4人
10名ぐらいで対応されるそうです。
そこに今日は、同じ講座を受講している7人が加わりました。
今日はただのスタッフ参加で、
本当は指導を期待された立場ではなかったのですが、
たまたま、上手く・・・誘導出来ました。
最初、風船バレーの相手をしましたが、
他にもバレーが出来る方はたくさんいらしたので、抜けました。
運動をしない方が気になったのです。
車椅子の方とバランスボールを使って
上半身のストレッチを一緒にしました。
嬉しそうに一緒にして下さったのですが、
5分ほどで休憩と係りの方から声をかけられました。
次に、運動をしようとしないバレーを見ている方に
ストレッチマットの方へ誘い、
一緒にストレッチをしませんかと誘ってみたのですが、
「運動はしたくない」と断られてしまいました
う~~ん
せっかく体育館までいらした方に、何か出来ることないかしら
足ツボマッサージ 一緒にしてみませんか
足の指を回したり・・・とやってみせると、
運動が嫌という方も興味を持って下さり、
最初、女性お2人に話しかけたのですが、
周囲の方も興味を持って下さり、
職員の方のお声がけもあり、
男性5人、女性4人、職員2人ぐらいでサークルになって、
片足をしっかりツボ押しした後で、
立って、足踏みをして、
「ほら、足が軽くなったでしょう」と伺うと、
みなさん納得の表情。
職員の方もこれは「ない体験」と感じて下さったようで、
反対側の足をツボ押しする頃には、
さらに外側に5人ほど増えていましたよ
楽しくツボ押ししていると、
多くの参加者の方がデジカメで写真をお撮りになるのです
ブログネタに写真撮りたいの、私なんですけど~
カメラはバッグに入れたままだし、
そもそも、なぜみなさん体育館にカメラ・・・と思って伺うと、
私がお相手していたのは、
いきいき福祉ネットワークセンター(若年認知症支援団体)のみなさんで、
http://www.ikiikifukushi.jp/index.html
忘れてしまうので、カメラに撮って思い出す作業をされるそうです。
先日見たお芝居「私の中の消しゴム」
(若年性アルツハイマーの女性が主人公)を思い出し、納得出来ました。
なるほど~
足ツボ押しや内腿を押したりした後で、
肩の可動域が狭くなっている方が多いことに気がついたので、
バランスボールを使って、
肩の緩めるような誘導もしてみました。
でも、身体が硬すぎる方が多くて、
大きなバランスボールより、
手で掴めるぐらいのストレッチ用のボールが向いていると思いました
結果として 40分ほど 10人ぐらいの方に、
簡単な運動指導が出来て、初めてにしては上出来かと
(普段役に立たない健康運動指導士の資格ですが、
こういう時に、問題なく出来るなぁ・・・と思いました)
たまたま、今日お相手させていただいた方は、
みなさん言葉が問題なく通じたので出来たのでした。
最初に3団体が入ってきて、体操をしていた時には、
自閉症の方、ダウンの方がいらして、
体操をしようとしない方にお声がけしてみましたが、
効果はありませんでした。
今回も、実際に障がい者の方と接すると、
普段、運動をする機会が少ないため、
肥満や可動域が狭くなる方が多く見られ、
運動する必要性を強く感じました
あ~本当にあんなにたくさん写真を撮られたのに、
一枚も手元になくて、本当に残念でした