毎日、暑いですね
太陽が増えたんじゃないかしらんって思うほど、暑いですね
暑さに強い私が、こんなに暑いと感じるのだから、
さぞ皆様、大変だろうと思います
昨晩は「障害者スポーツ活動当事者の体験談」という演題で
東京都障害者総合スポーツセンターに勤務されているS氏の講義を受けてきました。
「健常者は運動した方が良いが、
障害者は運動をしなければならない」という
車いすマラソン世界記録保持者のハインツ・フライ選手の言葉が
2時間の中で、具体的にどういう意味なのかが
よくわかりました。
スポーツを楽しむうちに、
もっと上手くなりたいと練習することから、
障害を負った身体の機能が回復していき、
生活のしやすさやQOLが上がるというのが、
普通の人以上にあるのですね
車椅子バスケットの簡単なルールや
いろいろな障害者スポーツの動画も観ました。
なんと言っても、昨日、行ってよかったのは
実際に脳出血により右上肢機能障害と言語障害がある
Fさんのお話を伺えたことでした。
当時、会社員でバリバリお仕事していらした47歳で
小・中学生のお父さんでもあるFさんが、
ある日、突然の脳出血により障害を持つことになったそうです。
(お酒は飲まないけれど、タバコは吸っていたそうです)
ショック期→非認期→混乱期→解決への努力期→受容器
というプロセスを経て、8年後の今は
水泳でメダルを取るほどの腕前だそうです
今は、障害者スポーツ指導員として
ご活躍されている・・・という話を、
参加者一同、熱心に耳を傾けていたと感じました。
いつも行っているジムでも、
障害者の人が、一緒に運動出来たらいいのにな~と思いました。
・・・こういうのは、縦割り行政だと難しいそうですね。
普通の人用の運動に関わる予算と
「福祉」の予算は一緒に出来ない、とか
本来は、『一緒にいる』ことが自然であるべきなのだと、
改めて感じました。
Fさん、お話してくださってありがとうございました