ちょっと「経皮毒」という言葉を書いたので補足を少々。
健康を気にしている人だと、
「経皮毒」という言葉を聞いたことがあると思います。
食品を気にしている人に、
皮膚から吸収される有害物質についても気にした方がいい。
皮膚からだとダイレクトに人体に吸収される。
身体に塗る化粧品や、
ボディソープ、洗剤、歯ブラシ等々に気をつけた方が良い。
ここまでは私はエビデンスがなくても信じます。
その通りだと思います。
事実、現代社会は「普通」に生きているだけで、
有害物質に晒されることが多いので。
「経皮毒」は怖い。
こんなに危ない貴方や家族の身体。
でも、〇〇社のモノは安心、安全!だから買って下さい。
・・・そう言われると、オイオイ・・・って思います![]()
確かに有害物質が入っている製品は世に溢れています。
企業が有害物質を使うにはそれなりにメリットもあるからです。
消費者は自分に対してメリット・デメリットを考え、
セレクトしなければなりません。
しかし、「経皮毒」を訴える人達の中に、
マルチ商法の商品を勧める人達がいます。
ニューウ〇イズという会社です。
(マルチ商法で扱う商品が全て良くないとは考えていません)
たまにこの会社についてどう思うか、
聞かれることがあるので書いておきます。
私の個人的な見解は、
皮膚から吸収される有害物質について、
一般の方へ認識を広める活動は悪くないと思いますが、
その商品のセールスや方法については大いに問題があると考えます。
私がこの会社の名前を初めて聞いたのは、
2000年の秋でした。
鍼灸学生3年生だった私は、
クラスメイトの彼からこの会社のセミナーに誘われ、
自宅から徒歩8分ほどの会場だったため行きました。
2時間ほどだったでしょうか。
広島から来たお医者さんが経皮毒について40分ほど説明した後、
会社と商品説明だったように記憶しています。
そのセミナーが終わってから会場の外で、
クラスメイトと1時間ほど立ち話をしたことを今でも覚えています。
彼はいかにこの会社の商品がいいかPRしましたが、
私にはこの会社の主張は全く信じられませんでした。
いわゆるマルチ商法に彼がひっかかってしまったと感じ、
言葉を尽くして、彼の主張に反論しました。
3年生で卒業試験、国家試験のために、
勉強しないといけない大事な時期に、
こんなことをしていてはいけないとも言いました。
でも、彼をこの商法から抜けさせるには私は力不足でした。
後から、他のクラスメイト数人が、
彼から勧められてこの会社の商品を購入していたことを知りました。
買った人に、説明を受けて買ったから仕方ないが粗悪品と感じた、
あなたは買わなくてよかったわと言われました。
中には彼からトータル10万円分の商品を買った人もいました。
そして彼は卒業も危うく、
なんとか受験できた国家試験はやはり不合格でした。
翌年も受験せず、クラスメイトで唯一、鍼灸師になれなかった人でした。
とても悲しい思い出です。
今でも私は、経皮毒という言葉を聞いた時、
彼を思い出します。
世に溢れる有害物質はたくさんあります。
全部を避けて通ることは出来ないでしょう。
ただ、私達は、選んだり、減らしたり、選ぶことが出来ます。
どこの主張も、たぶん「全部が正しい」というのはないのではないでしょうか。
健康オタクな私も気をつけようと思います![]()