母は、アラフォーやアラフィフならぬ、アラセブン
。
この半年は本当に人生の大変さを一気に背負ったかのように
母は、伴侶の父もなくした上に大きな手術を半年に3回もこなした。
この半年、腰痛、転倒などで一歩も歩くことができなくなったり
いっときは、激痛で座ることもままならず、
いわゆる寝たきり、全介護。
寝返りさえもできず台車の上で移動。
そして腰の手術後、3日ほどで立ち上がっ
た。
現代医学は素晴らしい!
そしてその後両足を手術したり。いずれにしても大手術。
病院の先生は、普通はこんなに続けて手術する勇気はなかなか出ないと
母のチャレンジを術後感心していた
。
持病の病気もあり、歩くことがなかなか難しかった母だったけど
術後せっせとリハビリをこなし、ヨレヨレながらも
着実に歩行距離を伸ばす
。
もちろん杖をつき引きずるように。
でも、そんな母、先日の雪☃でなんと一人で雪かきまでしたという。
次の日、雪かきに行ってみると、家のお勝手口通路が本当にキレイになっていて
誰かにやってもらったんではないかと思うほどの出来栄え。
心底母の底力を感じずにいられなかった!
ただ、ただ、生きることに一生懸命な人がこんなに目の前にいる!
何がある。とかじゃなく、無心に生きる姿がそこにはあって。
あまりに動けず沈む母を見て、生きていることが母の幸せなのかと
生きる意味ってなんだろうと思い悩むほどだったけど
湧き出る生命力、生きてやる!っていう力強さ
。
弱く見える体から、ものすごいエネルギーが放出されていて。![]()
もうおばあさんだけど
いろんな人のエッセイを読んでは、感じる心を広げていく母。
恐ろしいほど、感情の欠落しているところがあった母が
この年にして、ぐんぐんと心を成長させている。
人間ってなんて素敵な生き物なんだーって感じる。
人間のもってる底力。
自分の強さも信じよう
。
