P44から始まったこの話。
思い出に触れることは度々あったのですが、小学生時代の日記は
しばらく開いていませんでした。
成長していく自分の中で、その時代の日記は「子どもの考える事」と
馬鹿にしていたのかも知れません。読み返す必要などないと。
しかし開いてみると、とても純粋で新鮮で生き生きしているじゃありませんか。
ひねくれている部分は、この時代にはもう確立されてはいるものの
素直な気持ちが綴られていました。
そこで登場するのが『のおちん』こと乃生佳之さんなのですが、分かりやすく説明すると
『トシちゃん』こと田原俊彦さんのバックダンサーを務めていた方です。
当時の私はのおちんに夢中で、日記の締めには『のおちん一口メモ』的な事が
毎回書いてあります。
ピンクの蛍光ペンでハートの縁取り。…私にも乙女な時があったんですね。
「のおちんの作ったうどん食べたいな」
この発言は、お父様が讃岐うどんのお店を経営していて
お手伝いしてるというのおちんの言葉を受けて。
私も食べたい。けどもうお店は閉めてしまったので、残念ながら諦めるしかないですね。
「のおちんの笑顔はカワイイね」
雑誌の切り抜きと共に書き込まれていました。
12歳の小娘が30歳ののおちんに向けての発言。思わず吹き出してしまいました。
事実、その切り抜きののおちんはカワイイ笑顔です。
「のおちんみたいに踊りたい」
この頃からどうも演じたい気持ちが芽生え始めたみたいです。
特別ダンスが好きだった記憶もありませんし
のおちんの項目の所だけで度々この発言をしています。
のおちんのダンスが余程カッコ良かったんだな…としみじみ思いました。
「私の所にも来てほしい」
のおちんからトシちゃんへの「必要とされるなら、いつでも来るよ」という発言を受けて。
これはもしかして、来てくれたんじゃないでしょうか。
26年の時を経て、私の心に舞い降りたんじゃないでしょうか。。。
何とも言えない胸騒ぎがして、慌てて日記帳を閉じ、早速動画を検索しました。
踊るのおちんを観て「ああ…やっぱりそうだったのね」と。
今、私の求めているものがそこにはありました。
当時の私がピンク色のハートで囲っちゃうのも納得しました。今でも囲いたい。
「のおちんみたいに踊りたい」という気持ちも解りました。
26年前の私と、今現在の私の意識が見事に合致した瞬間でした。
つづく。。。
画面向かって左のメガネの御方がのおちん。是非フルスクリーンで観賞して下さいませ。
当時、学校のクラブ活動で漫画クラブに所属していたのですが
ストーリー上全く関係なくても、のおちんを登場させていました。
学年末に描きあげた漫画集に載せるための作品では、登場人物はのおちんのみ。
セリフもありません。のおちんがうどんを打って、ゆでて、盛り付けて、
テーブルサービスまでの行動を踊りながらするという、ド直球でありながら
エキセントリックでシュールなものに仕上げ、顧問の先生にのみ絶賛されました。
先生のお気に入りのシーンは、うどんにきざみネギをトッピングするところで
「のおちんの指先からまるで光輝く宝石が溢れ出ているようだね」と
赤ペンでコメントをいただきました。先生、元気にしていますか?