12歳の熱い気持ちと踊るのおちんを目の当たりにして、すっかり再燃し始めた私。
のおちんを演じたい欲求はすぐに最高潮に達しました。
我慢できずに『抱きしめてTONIGHT』の映像を流しつつ、踊ろうとしたわけですが
腕を振り上げると「ギシッ」足を蹴り上げると「メキッ」
鈍い痛みと共に、変な音が骨伝導で聞こえてきました。。
日常生活では何も問題の無い身体ですが、ダンスをするには問題だらけだったのです。
そもそも準備運動もしないのに踊るなという話なんですが。。。
圧倒的に身体が硬い。そして重い。筋力も衰えています。
これは鍛えなければ話になりません。
思えば、運動と呼べる運動をもう十何年もしていません。
ひねり出したとしても、日常生活の中で自転車に乗る事、愛犬の散歩くらいでしょうか。。。
全くもって足りないのです。
のおちんのダンスの魅力は、何といってもしなやかで優美なところ。
映像を観てもらえると分かりますが、にこやかで身体の端々まで気を配った動き。
完璧なのです。
才能やセンスが優れているという事もあると思いますが、その技を磨く事は怠らなかったはず。
当然のことながら、のおちんはプロなんですね。
そんなのおちんに近づくには並大抵の事ではありませんが
あの頃の私の思いを、、自分自身を裏切るわけにはいかないのです。
私は弟子入りしました。師匠はもちろんのおちんしかいません。
「先生、宜しくお願いします!」
私は画面の中ののおちんに一礼しました。
のおちんはキメ顔でお手本を示してくれますが、終始無言です。
「技は目で盗め、ということですね。分かりました。弟子とはそういうものですよね!」
無言で踊り続けるのおちん。
時たま見せるその笑顔は「君にできるかな?」と言われているように感じます。
「…はい、まずは走ってきます。ストレッチもちゃんとやります」
華麗に踊るのおちんに再び一礼して、走りに出掛けました。
思い立ったその日から空き時間を見つけては、何かしらの運動をするようになりました。
ストレッチ、筋トレ、ジョギング。。。
モップを使わず昔ながらの雑巾がけ。買い物ではカートは使わない。
エレベーターやエスカレーターも使わない。愛猫たちと本気のネコじゃらし合戦。。。
まだ三週間程ですが、身体を意識して生活したら大分違いますね。
身のこなしも軽いですし、姿勢も良くなって、疲れにくくなりました。
画面の中ののおちんは相も変わらず無言ですが、私にプラスになる事ばかり教えてくれます。
「先生、これからも宜しくお願いします!」
「………」
つづく。。。
前列左側からスタートして、トシちゃんの周りで愛らしい表情で踊っているのがのおちん。
私はこの頃ののおちんを参考に髪を切りました。
この『ブギ浮ぎI LOVE YOU』幼少の頃、大好きでよく歌ってました。
歌詞の意味などは解りませんでしたが、口ずさむと心が弾みました。
今聴いてもとてもキラキラしていて、爽やかで幸せな気分になります。
ちなみに初めて買ってもらったレコードは『ハッとして!Good』
もうお分かりになったと思いますが、初めはトシちゃんファンだったんです。
のおちんに心変わりした後も、トシちゃんのデビュー曲~90年の作品は大体歌えます。