行けなかった人達のために☆めっちゃがんばった(笑)
◆「自主研修」と「子どもの生活の土台」が教育に今、大切。
基盤の家庭や地域は今弱っている。
臨床教育学の経験から「子どもの育ちなおし」を大切に考えている。
発達心理学的な視点だと右肩上がりの発達段階しか学んでいないから
「遅れ」と感じてしまう。「立ち止まり」なのだ。
今子どもの困難を考えるとき大切なのは臨床心理学と社会心理学の視点だ。
家庭と地域を変える、例えばフリースペースやフリースクールなどの居場所が必要。
◆子どものシグナル◆
子どもの言動には全て意味がある。シグナルだ。
ある日頭痛がすると言い、ひきこもりになった子がいた。
今日本ではひきこもりが70万人いる。不十分な家庭。
親や保育者が子どもを引き出す力をつけなければならない。
1000人以上の子どもを見て子どもは二つのシグナルをだすと考えた。
1、症状化
頭痛や吐き気など身体にでること
2、行動化
どうしても我慢できずに行動にでること
それをカウンセリングで時間をかけ言語化していく。
例えばこんな子どもがいた。「先生、生きる意味って何?」
自分の意志で生まれたわけじゃない。受け身の私達はありのままの私を
生まれてくれてありがとうと言ってもらいたい。
条件つきの愛情に苦しむ…。
いじめなどを気にする大人達をよそにもっと深い悩みを抱えている子の姿。
また別の例ではお母さんと一緒にカウンセリングにきた子が
しばらくして心を開いてくれたのか
母に向かい「おかあさん僕を返して」と言った。高一から学校に行けなくなった。
「僕は風船。寝るとき、母と父を足に乗っけないと僕は飛んでしまう。風船のように空っぽだから。」
また次の子は
「学校では勉強ができない。試験になると先生は皆、ここは出るから覚えろと言
う。小学生のころは、よく調べて、よく考えて、自分の言葉で表現してごらんと
言われて、みんなの考えが聞けて新しい発見もあったのに。」と言った。
思うようにならず、親や先生に心配を与えているのだと、更に苦しむ。
「生きづらさ」これは子どもだからだ。
発達に即さなければ困った子、手間のかかる子と先生や母は思う、
でも本当に困ってるのは子どもだ。なのに、言葉にできない。
今、小中学校の暴力は6万件。ある子は物に、ある子は友達に。
小中学校だけではなく今は保育現場でも問題となっている。
小さな子が「できるかできないか、1番、100点」にこだわっている。
「教育」という本から例をあげる。
8歳のある子はいつもとても笑顔が素敵。
だが二位になったり選ばれないと途端にパニックになる。教室のものを荒らし
しまいには二階から「死んでやる、生きてても仕方ないんだ」と飛び降りようと
する。先生がとめて「あなたのままでいいよ。先生はあなたが大好きだよ」というと
大粒の涙を流した。
また95点をとると小さく震え「死んでやる…死んでやる…死んでやる!」と叫ぶ子。
先生が二人きりで尋ねると「ダメだ。間違えるとうちの子じゃないって」といった。
宝塚で放火で死んだ子がいた。ブラジルの移民だったなど背景は複雑だが「親
を殺すつもりだった」と言った。
親の殺害が今多い。彼らに共通した言葉は「親は顔を見たらいつも勉強したかし
か言わない」だった。
親が間違ってるわけじゃない。でも子どもを理解した上で親の願いを言う双方の
関係ではなく一方通行なものだ。
泣いた子の話に戻るが涙も子どものシグナル。無条件の愛情に触れたとき涙がでたのかもしれない。


