お月さま | りんごとももはいつも一緒

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昨夜の夜ん歩。

ももが見つめるのは



お月さま。



しばらく二人でそらを眺めていた。

月を見て兄を思った。

生前、父がよく言っていた。

兄は月。私は太陽だと。

兄は
男だから野心がある。
だから月のように雲で自分を隠したり
決して全てを見せないと。

そんな会話を思い出していた。


今週は、母の月命日が来る。

気持ちの整理がつくまでに1ヶ月が
かかった。

完全に時間が止まっていた。

昨年は兄を、今年は母を
大切な家族を立て続けに失い
私は孤独感でいっぱいになった。

人は言う。

親との別れは、
誰でも、いつかは来るものだと。

兄との別れも
早すぎただけでいつかは来るものだと。

命あるものは
自分も含めてみな終わりがあると。

そんなこと言われても
頭でわかっていても
心が受け入れられずにいた。

無意識に
今度はいつホームに行こうかな?と
手帳をパラバラめくりながら、
もういないんだと気がつき
たまらない淋しさに襲われた。

この1年。
兄を思わない日は1日もなかった。
思うことが供養だとも想ってきた。
そして母も私の側からいなくなり
頭も心もいっぱいいっぱいとなった。


でも、

かわいいももに救われた。



この笑顔を見て

一人じゃないと思えた。


こんな寝相のお行儀悪いももだけど、

いつも寄り添ってくれる。

小さな体だけど、大きな大きな存在。


もも、心配かけたけどもう大丈夫よ。


ガンバ!!