『スイートスポット』和訳。

スイートスポット


作詞：椎名林檎
作曲：伊澤一葉・椎名林檎


もし私が声を失ったら、あなたが存在する理由はひとつ。
あなたがここにいなければ、私の声はむなしくこだまするだけ。

私の歌はずっと、風に乗って自由に流れていく。
ずっと好いままで、ありのままで。

あなたはいつも私のスイートスポットを知っている。
私の声を深い底から救い出してくれる。
わかっていることは、あなたが私を正しく奏でてくれるということ

。

ただあなたに触れて欲しい。
そんなことでは傷ついていない。
もしあなたがいなくなってしまったら、私は息もできない。

もしあなたが去ることを選んだら、その季節の内に去ってしまうのでしょう。
私の歌はさらに虚しく流れ続ける。

もう一度…なんて、近すぎて無駄なことでしょう。
好くして、感じさせて。

あなたはいつも私のスイートスポットを解っている。
心の深い底の氷を融かしてくれる。
でも、あなたはそれを正しいことだとは知る由も無い。

ただあなたに触れて欲しい。
そんなことでは喜べない。
あなたが去ってしまったら、私は鼓動を聴くこともない。

説明など要らない。
どうやってこんなに遠くまできたのだろう。
あなたは誰にも約束なんてしない。
だから私は立ち止まって考える。
それは本当に、本当にあなたが欲していたものなのかしら？

私はいつもあなたのスイートスポットを知っているの。
あなたが近道をしようとも、時間を稼ごうとも。
だって、あなたの信号を正しく読み取れるのは私だけ。

あなたは私が必要とされているところに、私を連れて行く。
でも私は涙を堪えることができない。
だって、あなたが逝ってしまったら虚しい音がこだまするだけ。

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