人は、哀れな生きもの。

私が77年生きて、到達した結論である。

 

この考えに、希望やあこがれを感じることは難しい。

従って、若者たちに伝えられない知恵。

 

21世紀は、おもしろい時代だ。

AIやロボットや生命科学の発達がある。

しかし、どんなに科学が進歩しても、

人の寿命を大きく伸ばすことはできないだろう。

生きものを改造すれば、進化が終わる。

生命科学の探求には限界がある。

一線を超えると、元に戻れなくなる。

 

しかし、AIとロボットで、

モノは安くなり、生活は楽になる。

世界中、どこで暮らしても、快適に生きられる地球の誕生だ。

もちろん、格差はなくなる。

22世紀になれば、国も国境もなくなる。

軍隊も不要になるだろう。

 

Quoraの回答で書いた。

知的財産権も22世紀にはなくなる。

すべての情報は、人類社会の共有財産。

アクセスが自由になる。

 

発明・発見・考案などアイデアの展開は、

当人の楽しみや生きがい。

好奇心や探求心は人であることの本性。自発的なもの。

当人だけの利を求めるのは、あきらかに人の本性に反する。

 

私利私欲をあおる今の経済制度は、あきらかに原始的。

未来の人がみたら、何という原始時代だと、同情するでしょう。