今朝の新聞では、

「命と作品を天秤にかけたら、作品の方が上なんですよ」という

庵野秀明さんの発言が気になる。

 

いのちと作品。いのちと業績。

いのちと成果。

人生において、個人が誇るものは沢山ある。

 

ある人は、新発見。

ある人は、会社を創った。

また、新製品で世界を変えた。とか、いろいろ。

 

多くの庶民は、そこまでの自負はない。

無事に一生を送れれば、それで満足。

自分にイノチに優先するとしたら、

子どもの命くらいだろう。

 

作品や業績などは、

いくらでも代わりがきく。

その人がいないとできないことなど、

この世にはないと思う。

人は五十歩百歩なのだ。

 

それでも、

私でなくては、これはやれないと、

イノチを粗末にするなら、当人の勝手だ。