仏教の本、読むことが多い。釈迦は好きだが、宗教は嫌い。
今読んでいる本によると、人の人生の目的は悟りや解脱にあるという。
すべての問題への最終的な答えは、釈迦の教えにあるという。
釈迦の教えは絶対らしい。キリストの教えも絶対のようだ。
私に言わせると、絶対を信じる人は、どこかで自分をごまかしているのではないか。
私もまた、どこかで自分をごまかしている同じ仲間なので、偉そうなことは言えないが。
人ができることは、非常に限られている。
若い頃は、可能性があると思うものだ。無限の可能性とか。
若者から夢や希望、あるいは志しを奪うと、老人と同じになる。
私は老人だから、夢も志しもない。
最近、思うことは、偉くなると大変だということ。
ソフトバンクの孫さんも大変だと思う。
人生をゆっくり楽しむゆとりがないのではないだろうか。
まさか、毎日瞑想を30分もしないだろう。
スーパーで買い物する楽しさを知らないのではないだろうか。
近所の少し変なおばちゃんたちと会話する楽しさ。
私も相当に変なおじさんだが。
人の一生は短い。
せめて60を過ぎたら、社会奉仕や社会貢献は止めて、
自宅に閉じこもりになるのがいいと思う。
お金など面倒なものは全て捨てて、身軽になるのがいいのだが、
欲があると無理だろう。
しかし、老人になっても世の中に役立つことをしている人もいる。
ブログの友人にもそういう人がいる。私には到底できないことだ。
話は変わるが、安倍さんも早く投げ出せばいいのに、
彼は自己犠牲の権化のような人だろう。
日本のために一身をなげうって後悔しない人だろう。
立派すぎる。まるで田中正造さんの生まれ変わりのようだ。
今日もつまらぬことを書いた。