昨日のブログ「気持ち良くて最高!」のコメントに

詳しく知りたいとあったので、

あらましを書きます。

 

私の禅は我流、まねごと。

禅とは無関係。

 

30歳頃、ヨガから始め、

禅に移り、3年前から気功も取り入れている。

約40年、実践しています。

本からの知識だけに寄りかかるもので、

まったくの我流、私だけのやり方です。

 

座禅のしぐさに似ていますが、

中身は違います。

 

足も手も動きはすべて自由。

基本は単純、背筋がまっすぐ伸びていること。

お尻の下に座布団を敷いてもいい。

板の間であぐらを組んでもいい。

椅子に座ってもいい。

とにかく、背筋がまっすぐ、姿勢が安定していること。

 

目はつむった方が、外界の刺激を遮断できるが、

開けたままでもいい。

 

呼吸が一番大事です。

 

私は呼気も吸気も鼻でします。

たぶん、口でもいいと思う。

 

吸うのは、短く。

私は、1秒くらい。

吐くのはできるだけ長く。

私は、15秒以上。

 

吸うときは、下腹部に吸い込む感じ。

私は膀胱あたりを意識します。

呼気は吐ききるまで、お腹がへこむまで。

だから、吸気は、力を入れないで、

自然と空気が吸い込まれていく。

 

ここからが、肝心です。

ゆっくり吐き出すとき、

下腹部に注意します。

そこに「あたたかさ」を感じることができれば、

そこが終点。

 

あとは、このあたたかさを、

下腹部だけではなく、

背骨から背中から肩や首、

全身に広げていけばいい。

 

ただし、

あたたかさを感じるのが、

とてもむずかしいかもしれない。

 

私は、腹式呼吸で禅のまねごとをするのを、

約40年間続けてきたけど、

このあたたかさを実感できなかったのです。

 

禅の本も、いろいろとかじったけど、

私の体験に似たようなものは読んだことがない。

私が知らないだけかもしれませんが。

 

実感できるようになったのは、3年前、

気功の本を読み、

下腹部を意識するようにした。

すると、すぐさま、あたたかさを感じた。

 

なぜ、あたたかくなるのか、

不明です。

気功の本に書いてある「気」という説明は、

私には納得できない。

気ではないと感じる。

さらに、ヨガのチャクラでもない。

 

腹式呼吸を長い間実践してきたので、

呼吸と血の流れに共鳴のような現象が生まれたのかと、

自己流で説明していますが、

納得までは至りません。

 

今朝も、室温6度の中で実践。

あたたかくなるのは、疑いない。

下腹部や背中があたたかい。

まるで温泉に浸かるように。

 

あたたかくなるのは、

血の流れがいくらか良くなっているためだろう。

 

腹筋を初めてとして、

下腹部と背中の筋肉の全て、

脊柱を正しい姿勢に保つために連携する、

全ての筋肉とすじが緊張しているからではないかと思う。

 

運動時の緊張ではなく、

平静の状態で、筋肉がバランスよく活動している。

 

息を吐き出すときは、お腹をへこましていきます。
吐ききると自然に下腹部に空気が吸い込まれていく。
それから、ゆっくり息を吐き出していく。
そのときに筋肉が連動して動く。
その動きが、血の循環を良くしているようです。
 
呼気のとき、お腹の動きはあまり意識しない。
それよりも、あたたかさに意識を集める。
あたたかさが移動しく。
最初は、下腹部からはじまり、背中を登っていく感じ。
これが、気持ちいいです。
まるで、手を触れないマッサージのよう。

温熱療法のような感じです。

 

腹式呼吸だけで、血の流れが良くなる。

こんな簡単な健康法はないでしょう。

 

何か、私が知らない別の要因があるのかもしれません。

とても不思議な現象です。

 

腹式呼吸に親しんでいる人なら、

誰でもできるような気がします。

 

この実感は、

実践の中で会得していくしかないでしょう。

 

先達の経験者が導くのが一番ですが、

私がしたように、一人でも可能と思います。

 

もっと、詳しく知りたい方には、

コメントください。

私のゆとりがある範囲で返信します。