今日も近所の公園内を歩く。

一周すると約400歩。300m弱。

同じところを歩くと、思い出すことがある。

 

徳山動物園のホッキョクグマのメス。

2年前に31歳で天寿をまっとう。

2歳でカナダから来たという。

2011年まではオスもいた。

 

大きな体(メスの体重は約400kg)。

オスでは800kgなることも。

クマ用の檻は狭い。

プールも最小限。(約5mくらい)

散歩コースも短い。

約5mくらいか。

 

身体が大きいので方向転換できない。

だから、背伸びして身体の向きを変える。

異様な身体の動き。

数歩しか歩けない狭い場所を繰り返し歩いている。

陸上のスピードは時速40kmというのに。

 

とても見ていられない。

 

可愛いという評判もあった。

毎年暑い夏に、知人が氷をプレゼント。

そのイベントに大勢の見物客。

 

どこが可愛いのか、

私には、さっぱり。

 

とにかく、正常な感覚では見ていられない。

動物虐待ではないか。

 

北極クマの生態をテレビで何度か見た。

母子の愛情がとくに深い。

母は飢えていても母乳を与える。

 

アザラシ一頭で、約1週間分の食料とか。

地球上で最大の肉食獣。

パンチ力がすごい。

 

本来なら、広大な北極圏を自由に生きているのに。

 

狭い檻の中で、散歩もままならぬ。

氷に接するのも、年に数回か。

 

これは、見ていられない。

虐待に近い。

近所だけど、あまり行かなかった。

 

今日、名前を初めて知った。

我が家の天使と同じ。