2019年があけた。

年末と正月、我が家は満ち足りている。

だが、世界は、

食べられない人が少なくとも1億人はいるだろう。

 

21世紀は、人類社会にとって危機の連続が続く。

きびしい時代となるだろう。

世紀末には人口減少が始まるが。

 

一番の問題は、市場経済が行き詰まること。

格差解消がうまくいかない。

お金があふれて、コントロールできない。

 

世紀の中程で、世界共通の税制が生まれるだろう。

所得再分配のシステムを世界規模にする税制。

 

たぶん、世紀が終わるころには、

多国籍企業は解体されるだろう。

経済は分散化していく。

勿論、エネルギーの分散化も。

 

政治システムも地域分散化が進む。

地域政府が世界中に誕生するだろう。

 

人口20万程度の地域政府なら、

民主主義も実現しやすいからだ。

 

地域によって多様な新しい試みが実施される。

成功する制度が世界に広がるだろう。

 

どの地域で暮らすのが、

衣食住、文化、教育、福祉、医療の面ですぐれているのか。

地域の自由な取り組みが盛んになる。

 

世界中で人の交流はより盛んに、

特に、若者の交流が活発化。

 

一つの職業だけで生涯を過ごす人は稀になるだろう。

労働時間は短くなり、

ボランティアの方が時間が長くなるかもしれない。

 

教育などは、ボランティアが主体となるだろう。

生涯にいくつもの仕事をするのが普通で、

同時に3つくらいを掛け持ちするのが当たり前の生活に。

 

例えば、午前中は、企業の仕事。

午後は、ボランティアで教育。

休みの日は、グループで音楽を楽しむ。

そういう暮らしのスタイル。

 

スポーツのプロもなくなるだろう。

スポーツは楽しむことが中心。

一つのことに熱中するのは、生き方をゆがめるからだ。

オリンピックは国家主体ではなく、有名になりたい人を集める祭りになるだろう。

 

22世紀に入る頃に、国家は消えていく。

勿論、軍隊はなくなる。

 

お金や収入は、人生の上で価値が小さくなっていく。

金銭で評価できない価値が大きくなっていくからだ。

それがこれからの時代。

 

思いつくままに新年の感想を書いた。