昨日は、久しぶりに社会問題について、40代男性とおしゃべりした。
家族と、そういう話はあまりしない。
暗い話題になるから。
政治を語る機会がとても少ない。
西欧の国で、
定年後の会話は政治問題が多いという記事があった。
日本で、そういう話題は稀。
やはり、お上のことは、偉い人に任せるのが一番。
しもじもの人は、黙って従えばよい、という道徳を、
学校時代からたたき込まれているのだろう。
今の学校教育が、まさに、そんな感じ。
明治から少しも変わっていない。
日本で、民主主義は憲法に書いてあるだけ。
実際にはない、というのが現実。
学校で職場で、本音を言いだすと、騒ぎになる。
国の主権者は誰かという質問に、
それは、「もちろん、安倍首相」と
答える。
それが、今の時代。
教育や行政の職員は、中立が基本。
中立とは、自分の頭で考えないこと。黙って従うこと。
20代や30代の若い人たちの投票率が低い。
今の政治で、
一番損をしているのが、若者たち。
誰が見ても明白。
問題は、すべて、先送り。
特に、借金の先送り。
たまたま、今は金利が安い。
だから、継続や乗り換えが容易い。
これがいつまで続くと考えているのだろう。
当市でも、
最近、市庁舎が新しくなった。
耐震建築でゆったりしている。
人口減と市職員半減が予想される10年後。
このハコモノがやっかいな荷物になるだろう。
将来世代に不要なものを残している。
地方交付金がなくなり、
地方債に対する国の補助がなくなるとき、
自治体の財政はどうなるのだろうか。
近い将来に起こりえることだが。