今の日本。
政治不信が顕著。
投票率は、全体で53%。
20代は33%。
30代は44%。
(上記は総務省の統計から、平成29年10月の選挙)
なぜ、こんなに低いのか。
政府や政治に対して信頼がない、のが最大の理由。
というのが、小熊英二さんの意見(朝日新聞8月30日の論壇時評)
私の意見は、少し違う。
政治に信頼がない、も、ありえるが。
むしろ、政治ができることが限られている。
まさか、中国と開戦などできない。
戦前は、アメリカとさえ開戦したが。
できることは、軍備予算を少し増やすだけ。
社会保障を大幅に切り詰めることもできない。
できることは小幅な縮小。
大幅な増税もできない。
できることは、国民が分からないように少し増税。
国の債務が、これほど積みあがっている。
もはや、破産状態。
できることが限られている。
政治にできることが、あまりない。
拉致問題さえも解決不能、相手の出方待ち。
投票率が低い、最大の理由は、
国民の大多数が、現状で満足している。
からだと思う。
要するに、
現状を変えたくない。
それが、一番の理由だと思う。
だから、
安倍さんで満足せざるをえないのだろう。
しかし、これはいっときのこと。
数年先、
たぶん、オリンピックが終わった頃。
世界的な不景気がくる恐れ。
(アメリカと中国の両方のバブル崩壊)
日本経済は、海外依存体質だから、
一番影響を受ける。
国債金利上昇、
円安。
インフレ。
政府は大いに喜ぶだろう。
これで国の借金が軽くなる。
しかし、
国民は、貯金はなくなる。
収入は大幅減少。
不景気。
失業者があふれる。
年金はまっさきにカットされる。
自民党は移民政策をとりたくない。
現状の外国人労働者は、定住するものではない。
将来の危機が見えている。
政治は、どうしようとしているのか。
不安を感じるのは、私だけだろうか。
地域社会で生活の自衛しなくていけなくなる。