まちづくりや地域づくりは、
行動を起こすボランティアの数が重要になる。
初めに声を上げる人は少ない。
賛同者や支援者が増えないと、成功しない。
協力者を増やす、一番のやり方は、
行政の支援を受けることだろう。
田舎や地方で、
突出した人は敬遠される。
やりすぎると、
隠れた魂胆があるのではないか、
どこまでやれるかと、高見の見物されてしまう。
理念や目標やスローガンがいくら立派でも、
疑わしい目でみられる。
そこで信用が必要になる。
信用には、
行政のお墨付けが役立つ。
どんなものでもいい。
形だけの後援でも、支援でも、
あるいは委託などで補助金がもらえれば、さらにいいが。
行政にとってみれば、
形だけの支援で、
予算もいらない、出費はない。
だけど、
地域課題の解決への一歩になる。
若者がNPOなどを作り、地域貢献しようとしている。
こういう団体やグループは、
できるだけ応援する方が、
地域の役に立つ。
10のグループを応援すれば、
その中で、いいのもが育ってくる。
できるだけ敷居を低くして、
民間の自主的な取り組みを支援する方が、
地域のためになる。
ただし、どんな良い企画でも、
10年も同じことを繰り返して、
組織も代表者もマンネリ化しているものは、
打ち切るのが公益。
10年すれば、組織も担い手も変わるのが当然。
当初とは違うやり方になっているのが、当たり前。
市長や会長など地域の役職も、
10年もすれば、力量が判明する。
自己改革できる余程優れた人は別だけど、
リーダーは交代するのが、
自治や地域づくりにはいいだろう。