孫たちが帰り、我が家も平常に戻る。
昨日は一日、掃除と片付け。
数年前なら、楽にできたが、今は疲れる。
また来年も、元気な姿で迎えたい。
神に祈るしかないか。
戦後生まれの団塊世代。
高度成長とモーレツ社員で、
日本を経済大国にした世代。
良い思いをしてきた世代の一人が私。
現在、高齢者に対する価値観は、
昔と比べ真反対になったことを実感する。
昔、高齢者は地域の長老として尊敬されていた。
個々の家でも、家長の権限は強かった。
お年寄りは、それなりの威厳があった。
大事にされたのだ。
今、年寄りに威厳はない。
むしろ、様々な餌食にされる。
孤立して弱く愚かなので、格好の標的にされる。
要するに、邪魔者・弱者扱い。
介護保険がある。
高齢者を遇するのが主眼だ、
むしろ、高齢者は行政や業者のいいように扱われる。
文句を言おうものなら、追い出される。
「老いては、社会のいいなりになりなさい」と諭されるように。
今後、政府は高齢者をターゲットにして、
丸裸にさせる政策をうち出すだろう。
高齢者は文句を言わないから。
遺産相続は、政府に任せなさい。
老後の資産管理も、政府お墨付きの金融機関に。
団塊の世代が、ターゲットになるだろう。
日本を経済大国にした責任を、
団塊世代が支払うことになるだろう。