20代や30代の間違いは誰にもある。

 

まど・みちおさんのこと。

36歳、台湾から帰還した。

台湾時代は、皇国を文化面で支える真摯な日本青年。

 

あの時代に生きていれば、普通の生き方。

「朝」という詩がある。

1943年発表

 

長い詩なので前半は省略

・・・

「日本人よ

日本人よ

 

天皇陛下 をいただいた

光栄の日本人よ

 

君らの祖先がしてきたように

 

今こそ君らも

君らの敵にむかへ

 

石にかじりついても

その敵をうちたおせ

 

神々はいつも

君らのうえにある」

 

ひびいてくる ながれてくる

さふいふようにきこえてくる。

「少国民のための大東亜戦争詩」より

 

私も高校時代から、たまに詩を書いている。

この詩は、いい詩だと思う。

もし、私があの時代に生きていれば、

同様な詩を書いただろう。

 

まど・みちおさんは、

台湾時代、皇国日本をささえる文化面の兵士。

その活躍はすばらしいと思う。

 

ただ一つ残念なのは、

この時代の実績を隠そうとしたこと。

 

隠さなくてもいいのに。

時代に責任を押し付けて、

忘れ去る。

ほぼ大多数の日本人がやったこと。

 

誰も責めやしないのに。

責めようにも、同じことをやっているから。