空を見上げて夏の雲を見る。
上空の巻雲(すじ雲)を10分眺めたが、
動かないので、びっくり。
 
上空の雲は偏西風のために
秒速約100メートルで西から東に動くのがいつものこと。
それが、動かない。
上空1万メートルで高気圧が居座っている。
これは、大変。
 
下記は私の詩(2011年のもの)
「青春と初老」
 
勉強したいのに、できなかった
帰宅して、腕立て、懸垂、腹筋
体力には自信があった
 
小説を読みながら
時間を持て余し、白日夢に浸る
私の青春
 
半世紀が過ぎ
白日夢は見ない
小説も読まない
現実は小説よりおもしろく
暇があれば勉強している
勤勉な初老の私
 
青春
言葉に意味があると
信じていた
 

言葉は飾りにすぎないと
思う
 
この美しい世界
確かなものは何もない
空虚が
無限に広がる
 
しかし、
感動的な美しさがある
たとえ、幻影としても
 
悲しみは嫌だけど
苦や痛は
そんなに嫌ではない
 
美しいものと苦痛は
つながっている
 
空虚な現実の中で
美しい苦痛こそ
甘美に
私を誘惑する
 
今読んでみると、最後の4行の意味が分からないが。