麻原さん、死刑執行。

共犯者も一緒らしい。

 

麻原さんに直接会ったことはないが、

テレビ報道などで見ると、私は魅力を感じない。

こんな男を真摯に信じる人がいるのだと、いささか驚く。

ただし、目の前で、空中遊泳でもされたら、信じざるをえないが。

釈迦はやれたと書いてあるものもあるが、たぶん、後世の創作だろう。

 

新興宗教は多い。信者も多い。

たぶん、教祖が右向けと言えば、大概は従うだろう。

 

麻原さんの獄中生活に、よいニュースがない。

優れた人は逆境にあってこそ、真価が現れるものだが。

 

その程度の人に従っていた幹部たちが哀れだ。

ひとを見る目がない。それが哀れ。

 

私は、死刑に反対。

理由は簡単明瞭。

「ひとは例外なく死ぬことを運命づけられている。死刑囚と同じ」

さらに

「いくら生きることを望んでも、ある日突然、死を宣告される、死刑囚のように」

 

ひとは皆、例外なく、死刑囚なのだ。

急いで殺さなくても、平等に死が押しかけてくる。

せめて、短い一生を最後まで生かしてやるのが、人としての情けではないだろうか。

 

私は麻原さんは嫌いだが、

死刑には反対だ。