ひとの生は達成感にあふれている。

(地域づくり、その2)

 

もちろん、失敗も多い、だが、

達成の方が圧倒的。

 

私の場合は、

大きな達成は、吃音、学び、活動、子育てだろう。

 

試験は数限りなく乗り越えた。

最後の試験は、第一種放射線取扱主任者免状。

 

学びこそ、最大の楽しみ。

こころの問題から政治社会まで、

哲学や文学から始め、様々な本を読んだ喜びは大きい。

 

ひととの関わりも楽しみの源泉。

活動、愛、ボランティア。

 

例会、集会、勉強会、講演会など、

様々な主催した会合。

映画上映やコンサートも。

学生時代は、デモやハンストも。

活動は、飽きるほどやった。

 

同窓会も沢山開いた。

友達といろいろなことをした。

人生でやったことは、皆、達成感を与えてくれる。

 

精神障害者支援ボランティアでの達成感は大きい。

結婚し子育てした達成感も格別。

 

達成感とは、満足感。

ゲームのクリアと似たようなものかもしれないが、

自分だけが唯一参加できる、宇宙でただ一つのゲーム。

自分がたてた企画を、試行錯誤しながら実施、評価、責任を引き受けるゲーム。

 

勿論、全て、中途半端かもしれない。

ある程度やったから、中途半端になったわけだ。

あのアインシュタインでさえ、難問に挑み中途半端だった。

 

私の目標は、社会改革だった。

もちろん中途半端。
私の限界、満足するしかない。

 

大人は、人生の途上で多様な経験を積み重ね、

その達成感や喜びを、

子どもたちに伝えることができる。

 

多くの大人に刺激されて、

地域社会の中で、子どもたちは育つ。

 

たぶん、子どもたちは、その人生で、

大人たちを超える冒険や挑戦、

大きな達成をなすだろう。

 

つづく