今朝の新聞に、この言葉があった。

日本は、課題先進国らしい。

 

少子高齢化、ゼロ成長、モノ余り、低欲望。

そして、赤字国債に依存する財政。

10年後を考えない、自転車操業の国の運営。

 

課題はどれもたいへん。

はたして、自力で解決できるだろうか。

他国からの支援に頼らずに乗り越えられるか。

私は、とても不安。

 

21世紀から22世紀へ。

世界はモノの生産から、生活の質を高める時代へと変化していく。

 

世界的に格差の是正が課題となるだろう。

たぶん、世界共通の税のルールづくりも着手されるだろう。

 

車の自動運転が普及すれば、

自家用車は不要になるだろう。

必要なときだけレンタル。

 

たぶん、持ち家も不要になる。

家族構成の変化や、仕事などの移動や、

長期のバカンスや、セカンドハウス、

レンタルの家が中心となるだろう。

 

その頃には、学校も不要になるだろう。

子どもたちは、個性や成長に応じて、

学ぶ場を自由に選べるようになる。

多様な教育機会が用意されるようになるだろう。

 

私は数学など趣味が多いので、

できれば、子どもたちに経験を伝えたいと思っている。

(過去の20年の塾経験がある)

もちろん、報酬は無料で。

私のように、老後は子どもたちと関わって生きたいと思う人は増えるはず。

 

子どもたちに関わる大人が増えれば、

日本の子どもたちも、もっと元気になるかもしれない。

今の子どもたちの多くは、未来に期待していない。

 

15歳くらいになれば、日本全国を旅したり、

また、世界中の子どもと交流する機会を自分でつくれるようになる。

そのくらいの投資が子どもには必要。

 

私のような年寄りになれば、

家の近辺から外に出かけるのさえ、面倒になる。

せめて、公園を散歩するくらいで充分。

 

子どもや青年は、仕事に就く前に、世界を探検する遍歴が必要。

そうしないと世界がわからない。

世界がわからないと、自分の人生も作れない。

親や教師から押し付けられた狭い生き方しかできない。