我が家の近くにヤクルトの販売店。
たくさんの若い女性が、一生懸命に働いている。
散歩で毎日通る道なので、
勤務の様子がよく分かる。
皆さん、そろって勤勉な人たちばかりだ。
日本の経済成長も、
彼女たちのような労働者が支えていたのだと、
私は、頭が下がる思いだ。
ここ20年は、成長率はゼロ。
個々人がいくら勤勉に働いても、
もはや、収入は増えない。
企業の儲けは、労働者に回らない経済の仕組みになってしまった。
彼女たちが、乳酸菌の免疫力を説明する。
乳酸菌が健康によいことは常識。
そこで、乳酸菌について調べてみた。
乳酸菌には、動物性や植物性など様々な種類がある。
株によっても働きが違う。
一般に腸内環境を整え、免疫を高める効果があるようだ。
例えば、植物性の乳酸菌。
ぬか漬けやキムチなどでつくられる。
作り方は、とても簡単。
各家庭の独特の乳酸菌だ。代々のぬか床。
一例として、千束株など。
含まれる乳酸菌の数も多い。
ミネラルやビタミンの補給法として、
ぬか床などは、非常に有益。
健康飲料を飲むくらいなら、
ぬか床で作られた野菜や魚を食べる方が、より効果的と言える。
しかし、一般的に、
高価なものほど、いいものだという世間の思い込みがある。
もし、毎月数千円もする健康食品よりも、
家庭で簡単に作れるぬか床食品の方が、
健康管理にはずっと有益というような
科学的証明でもなされたら、
すべての健康食品業はやっていけなくなるだろう。
健康に役立つかどうかの客観的評価には、
ビッグデータが必要になる。
できれば、
一種類だけを摂取する数千人単位の
10年くらい継続しての調査が必須となる。
ある地域を限定して、
そこでは、全ての家庭でぬか床食品を毎日食べる。
というようなデータが必要だ。
将来的には、実現可能な疫学的調査。
昔の日本、ぬか漬けなど、微生物を活用した食文化が盛んだった。
各家庭に伝統のぬか漬けがあった。
ぬか漬けされた食べ物は、
1グラムで数億の乳酸菌が含まれていると。
先日、テレビで放送されていた。
健康ブームで、
多くの人が乳酸菌に関心をもっている。
ぬか漬けも見直されている。
もし、近所に手作りの乳酸菌食品を活用したレストランなどあれば、
私のような高齢者には、とても喜ばれると思うのだけど、
誰か地域に、そんな店を開く人はいないでしょうか。