1990年代のバブル崩壊で
消えてしまった金額を推定すると。
地価総額で、約1000兆円。
株式総額で、約500兆円。
研究投資や事業投資などの遅れを含む企業価値の下落は別にして、
地価と株だけで、合計、1500兆円になる。
地価のうち半分は取引対象でない土地と考えても、
合計で1000兆円になる。
この金額は、いったいどこに行ったのか。
価値があったものが、下落するとき、
土地も株も消えるわけではないから、
金額分は移動したことになる。
損する人がいれば、得する人がいる。
バブルは日本で起こったのだが、
お金の移動は自由。
世界の金融資本が、
大儲けしたのではないかと疑われる。
1000兆円もあれば、
今の日本も、もっと、豊かになれたのだが。
現在の株式総額は、世界で約10000兆円。
日本は、約600兆円。
地価総額は、アメリカが約3000兆円。
日本は、約600兆円とみられる。
バブル時代に、日本の地価総額はアメリカよりも高かった。
(これは異常だが)
バブル時代の日本の金融当局は、
何を考えていたのだろう。
景気が過熱して、
制御できなければ、
法人税を大幅に上げて、
企業の儲けの大半を税で回収し、
国の金庫に入れて、
半分を所得税の減税でばらまき。
半分は国債の償還に回せば、
国民の暮らしはもっと向上していたのではないかと、
私は思う。
減税と国債償還で、市場に回るお金は増える。
バブル崩壊でも景気が悪くなることはないだろう。
円が強くなり、円高で輸入品も安くなるから、
インフレになることもないだろう。
以上、思いつくままに書きました。
一部、不正確な部分があるかと思います。
間違いに気が付かれたら、
コメントをお待ちしています。