ITCを活用したデジタル教育。
すでに小規模で試行され、
ここ数年で
本格的に日本でも始まるだろう。
ただし、教師がついていけるかどうか、
それが最大の問題。
メリットは、
授業がわかりやすくなる。
動画や音声、音楽など多様な方法がある。
授業が楽しくなる。
世界の学校や子供たちと交流できる。
教師たちの能力を超えた世界が展開され、
子どもの個性に対応できる。
実社会に役立つ能力が身につく。
デメリットも多い。
そもそも、ソフトが追いつくのかどうか。
たぶん、世界中から、いいものが提供されるだろう。
教師が追いつけない。
生徒の方が、変化に適応して教師を追い越していくだろう。
そもそも、教師が不要になるかもしれない。
私が今まで思っていた最大の疑問。
中学ともなると、
教師よりも優れた生徒が少なくとも10%いる。
もちろん、優れていることを生徒は自覚しない。
教師は年上で偉いと思い込んでいるから。
そういう優れた生徒は、
今の教育で、教師の指導をものたりなく感じている。
しかし、
デジタル教育となると、
教科書は実質、内容は1千倍以上の質になる。
教師は対応できないが、
優れた生徒にはぴったし。
今まで以上に伸びるだろう。
教師は遠くに取り残される。
教育現場で、
教師の権威は失墜するだろう。
しかし、生徒の可能性がより広がるだろう。
例えば、
LGBTについての学び。
教師はほぼ無知。
だが、世界に、いい教材がいっぱいある。
生徒はすみやかに学習するだろう。