文春オンラインの記事

瀬戸内寂聴さんの談話が面白い。

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手術そのものに不安はなかったものの、全身麻酔は初めてだったのでちょっと怖いと思いました。それに、全身麻酔から醒めるときにおかしな夢をみるとか、言っちゃいけないことを口走るとか聞いていたので、心配なこともありました。

 ところが、いざ手術を受けてみると、その全身麻酔が何とも言えず気持ちがよかったのです。麻酔が効きはじめると、だんだん全身が甘い感覚に包まれてきて、フーッと意識が薄れていく。本当に気持ちがいい。「死ぬ瞬間もこうなら、死とは素晴らしいことだ」と思えたほどの気持ちよさでした。

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死とは素晴らしいという感想。

 

今朝、これが一番の収穫です。