ロヒンギャ問題で、スーチーさんへの非難が高まっている。
ひとへの評価が、逆転するような国際世論だ。
 
スーチーさんが変わるはずはない。
孤独な戦いに、長期間耐えてきた実績がある。
尋常なひとでできることではない。
 
変わったのは、重要な役職に就いたこと。
しかしながら、国を動かすほどの権力基盤を持っていない。
軍の力が圧倒的に強い。
憲法を変えるまで、スーチーさんは自由に動けない。
 
任務を投げ出すのなら簡単だ。
人権で軍と対立すればいい。
 
もし、続けるなら、反対勢力と妥協せざるをえない。
ロヒンギャを国民に加えるには、国籍法を変えなくてはいけない。
大問題だ。
 
10年や20年で国は変わらない。
民主化の前進は少しづつになるだろう。
日本でさえ、戦後70年が過ぎるのに、
民主主義はこの程度だ。
ミャンマーに対して、威張れるような立場にない。
 
私はスーチーさんを応援したい。
1988年にアムネスティを知ったときからの、
長い付きあい(私の片思いだが)になる。
 
 

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