今朝の新聞で気になったニュース。

 

防衛省の最新鋭戦闘機42機、

昨年度から納入が始まり、

1機あたり、30年の運用で約500億円。

すごい。

軍隊を保持すると、かかる経費はすごい。

アメリカの軍事費は年約100兆円だ。

 

この費用が大きいと見るか。

それとも妥当と見るか。

地球人類社会を俯瞰できるかどうかにかかる。

 

組織の中にいる人は、自然に、

忠誠心や帰属心が生じる。

 

自分が所属する場が、有用で良いものであると思い、

生きがい、やりがい、意欲も。

 

自分の会社の存在価値を客観的に批判的に

点検するような人は、

内部でうまくいかないだろう。

 

人は、自分には甘く。

他人には厳しい。

 

日本の官僚機構も同様だが、

組織は、自己を維持し発展させようとする

自己保存の本能を持っているようだ。

 

たとえ、無駄だと密かに感じていても、

正当化する理屈を作り出して、

仲間を守ろうとする。

 

組織というものは、巨大になればなるほど、

無駄を拡大生産していく。

つまり、非効率になる。

 

巨大組織である軍隊は

まさに、その典型だろう。

 

今日の、もう一つの話題。

軍事費に比べて、ちっぽけなお金の話し。

 

生命保険会社の育児に関するネットの調査。

乳幼児の子育てを給与に換算するという質問。

(回答者は1032名)

 

回答結果を平均すると

年237万という金額。

 

さすがに、多くの人を調べると、

妥当な結果がでるものだと、

私は感心。感服。

 

この数字は、

育児を一日の労働で

7時間、時間給1000円と見ている。

 

つまり、

育児のために働けない時間を7時間と見る。

休憩も含めて、毎日8時間労働。

7×365×1000円=約250万円。

 

とても妥当な値だと思う。

 

子育てする母親には、

このくらいのお金を支給すべきだと

私は思う。