少年法の適用年齢を20歳から18歳に引き下げるべきか。
私の意見は、
16歳、普通の子どもたちは、社会の一員となれる年齢。
だから、選挙権を与えるべし。
しかし、成人となれるかどうか
つまり、自立した社会人となれるかどうかは、
個人差が大きすぎる。
14歳で起業し、人を雇い、
税金も払うような人もいる。
複雑な生育環境で、
30になっても自立できない人もいる。
18や20で、多くの若者はまだ
激しく変わり、発達段階にあるのも、事実。
成人した大人の犯罪の場合も、
同じ殺人であっても、事情は千差万別。
情状酌量で無罪から死刑まである。
子どもの場合は、
もっと事情が複雑になる。
問題ある生育環境。
テロリストの集団に育てられれば、
ほとんどの子どもはテロリストになる。
中国では、村全体が泥棒をなりわいとするところもある。
そこでは、泥棒は立派な仕事となる。
本来
刑というものは、
本人を立ち直らせる機会を与えるもの。
社会復帰を支援する制度だから、
少年たちには、可能な限り、
立ち直りへの手厚い保護が望ましいと、
私は思う。