依存症について考えてみた

 

ネットで調べると、

依存症になりやすいのは

・ストレスなど不満が多い人

・信頼できる人間関係が希薄で、安心できる居場所がない人

・加えて、遺伝的な影響も疑われている。

つまり、特定の快感にのめり込みやすい体質とか。

 

依存症は様々。

薬物・アルコール、ギャンブルやゲーム、

人への依存症もある。

 

家族を放置して研究や仕事へ没頭するのも

依存症に近いのではないか。

 

ただし、建設的な事柄に自身の健康も犠牲にして

献身するのは、賞賛される生き方とも言える。

 

今現在の問題では

子どものゲーム依存、

大人のギャンブル依存が重要課題。

 

どちらも、

当人にとって、他に楽しみがないのが原因。

 

子どもが育つ環境の、楽しみのレパートリーが貧困だと

ゲームにハマるしかなくなる。

子どもは、面白いことに飛びついてくる。

絵本や遊びや自然観察や、あるいは数学や科学にも

興味を感じれば、探求を始める。

大人はきっかけをつくるだけでいい。

そして、適切な力添え。

子どもが道に迷ったとき、疲れる前に手助けする。

 

大人のギャンブル依存も同様。

大人になる前、子ども時代に、

自分の楽しみ方をきちんと身につけていないと、

安易な楽しみにハマるようになる。

 

しかし、

老人になって、

自身の自力で楽しみを追求できなくなったとき、

ゲームは生き甲斐ともなる。

 

例えば、

麻雀やトランプ、

ゲームの良さは

一人遊びではないところ。

多人数で競うことは、脳に最高の刺激となる。

 

痴呆老人たちには

ゲームは最高のリハビリ。

どんなにひどい依存症になっても、OK。

 

一番、どうしようもない依存症は

お金への依存症。

 

お金は使うためにあり、

貯めるためではない。

 

使いみちが分からなくなると、

貯めることしか考えなくなる。

 

お金を有効に使うには

知性が必要。

若い頃から、磨かないと、

使い方が分からなくなる。

 

いいのものを食べて、

いい服を着て、

いい家に住んで、

旅行や観劇や趣味を楽しむだけなら

そんなにお金はいらないのだ。