ひとは老化で、行動力が低下すると

意地悪くなるのだろうか。

 

身体が動くあいだは、

どんな面倒事や、人が嫌がるおせっかいなども、

あまり考えることなく

気軽に手を出していたのだが。

 

さすがに、

動くまえに熟考。

この年で、どこまで、できるだろうか、と。

 

若い頃は、周囲が見えない。

当然、社会も分からない。

現実が当たり前と思う。

 

ところが、

当たり前でないことが

平然と行われているのが、社会と現実。

 

さらに悪いことに、

このまま継続の可能性もある。

 

例えば、

普通に食事もできない子どもたちがいる。

 

例えば、

普通に働いても、結婚もできない若者がいる。

そして、働きすぎの過労死さえある。

 

危なっかしい原発に頼る経済

 

民の暮らしよりも軍が大事という国もある

 

例えば、

子どもは、ひとり一人、まったく違う。

感じ方、身体の動き、敏感さ、

音に対する感性などは、特に違う。

親への愛着の仕方も、大変違う。

それなのに、一律な保育。

 

さらに、学校では

一律な規律と指導と教育。

 

人は得手不得手が違うのに

一律な評価。

 

子どもも大人も

此の世を楽しむために生きているのだが、

そのことを忘れている。

 

自分に役立たないことに精を出して

つまらない勉強や仕事

これでは

人生が楽しめない。

 

お金も同じ、

物々交換の非効率をなくすためにある。

 

お金があれば、モノを運ぶ手間が省ける。

お金だけ、持って行けばいい。

 

近い将来、現金は不要になり、

携帯で決済となれば、

交換手段は携帯(電子マネー)。

 

お金は

取引を活発化するためにある。

貯めるためではない。

 

そこで、

減額通貨というアイデアが生まれた。

すでに一部で施行、大成功しているが、

税の徴収ができなくなるので国が抵抗。

 

減額通貨は

貯めておけば、自然と目減りする通貨。

例えば、一年で10%減額するなら、

普通の人は、早く使おうとするだろう。

そのため取引は活発化。

 

これを地域通貨として発行する

まず、行政の職員の給与は全てこれで賄う。

これで、人件費のための税は不要。

 

食料など生活必需品はすべて、

地域通貨(減額通貨)で買えるようにする。

 

定住するのが魅力的な地域には

人が集まってくる。

そういうところでは地域通貨の価値が高まる。

 

魅力的な地域とは

文化、教育、福祉や医療などが優れた地域。

もちろん、良い働き場所のあるところ。

 

つづく