昨日は夕食後、いつもなら就寝の時間に、

知り合いのスナックに行った。ひとりで、

貸し切り状態でカラオケを数曲。

ママさんのご主人が私と同級。

 

亡くなって18年になるという。

7月2日が命日。

不慮の死だ。

 

生まれてから死ぬまで、

ひとが、どんなに良いことをかさねても、

または、

どんなに悪いことを積み重ねても、

死期を選ぶことはできない。

 

背後から突然に襲う死もある。

納得がいくまで死と向き合える死もある。

 

死を選ぶことはできないが、

古希まで生きれば、

あとは静かに待つだけだろう。

 

毎日、何度も死を感じる。

死がとても身近になるのが

老齢。

 

昨晩は、水分の取りすぎと蒸し暑さで

12時20分から3時まで眠れず。

しかたなしに座禅をした。

 

下腹部で吸い込み、

ゆっくり、20くらいまで数えながら、

吐き出していく。

そのとき、

下腹部と背中にあたたかさが広がる。

だから気持ちよい。

 

これができるのも、

体力があるからだろう。

本当の死期が近づけば、

座り続ける気力もなくなるかもしれない。

 

もし、可能なら、

座禅したままで

死を迎えるというような

すごい芸当ができれば、

最高なのだが。

凡人には無理な願いだろう。