ネットで日記を書き始めたのは7年前くらいから、

まだ仕事をしていた。

両親の介護や天使(娘)の発病もあり、

たまに書く程度。

 

2年前に完全にリタイアし、

時間にゆとりが生じ、

公園の草取りや

当ブログで書き始めた。

1年半以上になる。

 

当初の目的は、

天使の病気についての情報取得。

その関連で、

末期ガンの方々のブログも見るようになった。

 

若くしてガンにかかり、

子どももまだ幼い方もいる。

家族の支えがあり、

本人の努力があり、

健気に前向きに人生に取り組んでいる様子が

ブログから

痛いほど、伝わってくる。

 

そんなブログが多い。

 

突然、ブログの更新が途絶え、

しばらくして、

残されたご家族から、

最後の報告がある。

生前は当ブログで皆様に励まされたという内容。

感謝のことばが綴られている。

 

末期ガン、

外出もできなくなり、

未来に希望を見出すのが、

難しくなり、

暗い気持ちに陥りがちになる中で、

ブログを書いて、

不特定の人々と知り合いになり、

元気がでる意見交換や、

気持ちのやりとり。

 

多くの末期ガン患者に与えるのは、

生きがいのような、

生きているという実感のような、

ものだろうか。

 

人はやはり、

人とつながっていることが、

一番なんだなと、

思う。